タワーマンションに住んでいるというわけでもなければ『洗濯物は外に干すのが当たり前』かもしれません。
でも我が家では1年中『部屋干し(室内干し)』にしています。
一度部屋干しのメリットを体感してしまうと、洗濯物を外に干す気は全く起きなくなってしまいます。
おすすめしたい理由は何かというと5つもメリットがあるんです。
- 家事の負担が減る!
- 外気を部屋に取り込まずにすむ!
- 日光による衣類の色落ちを防げる!
- 洗剤や柔軟剤の香りを保つことができる!
- 窓の外の景観を保つことができる!
特にポイントとなるとは、冬の寒い時期や春の花粉症の季節、梅雨や秋雨、夏の強い日差し、などなど、季節ごとに生じるネガティブな影響を受けずにいられるということです!
でも部屋干しなんて乾きは悪そうだし、逆にめんどうでは?と思うのではないでしょうか。
そこで今回は部屋干しの方法やコツについて紹介したいと思います。
我が家が年中部屋干しでいけるのは『ミニマリスト家族のため洗濯物が少ない』というのもありますが、下着やタオル類などできるところから部屋干しにしてみるというのもアリだと思います。
部屋干しの5つのメリットとは?
メリットは冒頭でも紹介した5つですが、もう少し詳しく解説していきます。
確かに合理的かも。と思っていただけるはず!
- 家事の負担が減る!
- 外気を部屋に取り込まずにすむ!
- 日光による衣類の色落ちを防げる!
- 洗剤や柔軟剤の香りを保つことができる!
- 窓の外の景観を保つことができる!
家事の負担が減る!
冬の寒い時期に濡れた洗濯物を干しに外に出るってほんとイヤになりますよね?
『取り込むときは暖かいうちに』と思っても乾ききってなかったり…。(というか、冷たすぎて乾いてんのかどうかわかんないし。なんてこともありますよね。)
『部屋干し』にしてしまえば一切ベランダにでることなく済みます。おまけに部屋の乾燥も防げて一石二鳥!
これは夏の暑い時期や春の花粉の季節、雨風の強い日いつでもいえることで、毎日いちいち外にでなくて済むようになると家事の負担も減ります。
外気を部屋に取り込まずにすむ!
夏や冬は窓を開けた途端に冷暖房をつけていた効果が半減してしまいます。
換気も大事ですけど、人がいない部屋から換気したり、冬なら十分暖かい時に換気した方が良いですよね。
そして無駄に外気を取り込まない方が良いのは冷暖房に限りません。
花粉を取り込まない
花粉シーズンに外に洗濯物を干しているとえらいことになります。外にでたときに吸い込んでしまうというよりも洗濯物に付着した花粉を持ち込むことになる方が大きいです。
我が家が部屋干しに切り替えていったきっかけはコレです。
少しでも花粉症に悩んでいる方はぜひ試してみてください。
チリやホコリを取り込まない
小さなお子さんがいる家庭ではPM2.5なんかも気になるところですよね。
お掃除用品・お掃除サービスで有名な『ダスキン』によれば、ハウスダストの3分の1近くは、外から入ってきたものとのこと。
ハウスダストの3分の1近くは、外から入ってきたものです。風に乗って窓から入ってきたり、人の衣服、バッグ、持ち物にくっついて入ってきます。土砂などは靴底についてきたりと、その経路は実にさまざまです。
引用元:第1回ハウスダストとは?|ハウスダストの知識と対策|くらしの情報|ダスキン
完全部屋干しにしてしまうと掃除機に溜まるゴミの量が圧倒的に減ります。我が家は家族3人の3LDKの間取りですが、掃除機はスティッククリナーオンリーで済みます。
外からのホコリを取り入れないというのは帰ってきたときの習慣も影響していると思います。
日光による衣類の色落ちを防げる!
夏の太陽の光はものすごく強烈ですよね。衣類へのダメージは相当あります。タオルとかすぐに褪色していってしまうという経験ありませんか?
洗剤や柔軟剤の香りを保つことができる!
部屋干しなら洗濯物を乾かすのに必要な風量や時間はだいたい決まります。
一方で、外は湿度や気温、風の強さなどなど毎日異なるため、洗濯物が乾くのに必要以上の風や熱を与えることになります。その分香りだったり柔軟剤の効果が失われていきます。(太陽に当たった後のあったかい衣類の香りがよいときもありますけどね)
窓の外の景観を保つことができる!
さいごに、これはちょっと強引な理由ですが、ティータイムに窓の外の景色を見ると下着や靴下がなびいている…という景観は生活感丸出し。
部屋干しにしてしまえば生活感をなくすことができます。
ただし、部屋の外ではなくて目に付く室内にあるほうが生活感が出てしまうかもしれませんよね。
そこで『部屋干し』とともにおすすめなのが『夜に洗濯を済ませる』ということです。
夜中のうちに部屋干ししておいて朝取り込むというやり方なら、朝洗濯物を畳んでしまってしまえば日中はスッキリです。
部屋干しのコツ
それでは部屋干しをするための我が家の手順やコツを紹介したいと思います。
先ほど少し触れましたが、我が家の場合は『夜に洗濯物を部屋干し』をしています。
だいたい夕飯時に洗濯機を回しておいて食後に洗濯物を干すという感じ。その際は下のような伸縮タイプや折りたたみ式の洗濯物干しを活用していました。
「もう部屋干ししかしない」とわかった今は天井に取り付けるタイプにすることで、室内がよりスッキリしました。
サーキュレーターを活用する
サーキュレーターは部屋干しのために必要というわけではありませんが、冷暖房効果を高めることもできて室内干しにも重宝するのでおすすめです!
これを活用しているからか、年中部屋干しでも生乾きの匂いがしてしまうという経験はありません。
サーキュレータの使い方や効果は【ミニマリストのおすすめ家電】サーキュレーターの活用方法とレビュー!という記事で解説しているので参考にしてみてください。
洗濯物はなるべく少なくする
バスタオルは使わずにハンドタオルだけにします。あと、脱衣所や洗面所、トイレ、キッチンには何も敷かないようにします。
『それじゃあ床がびしょびしょにならない?』と思うかもしれませんよね。
お風呂のケースを紹介すると、下着や体を拭くタオルをお風呂場に持って入ります。そして、お風呂場から出る前に体を拭いて下着まで着てしまえば、寒くないし洗濯物はハンドタオル一枚で済みます。
トイレも(これはミニマリストあるあるだと思いますが)トイレットペーパーとスリッパ以外ありません。
乾きやすい機能性の高い下着やウェアを着る
衣類もなるべく少なくアウトドアブランドの保温性の高い下着やウェアをきます。速乾性があって乾きやすいし何より丈夫。
あとアウトドアブランドのものはデザイン性も良いものがあります。お風呂上がりの部屋着や寝巻きとしてきてそのまま翌日の服にすることもできます。こうすれば洗濯物が減ります。
干し方を工夫する
洗濯物全部を部屋干しにしようとすると、最初はなかなか洗濯物が乾かず、干し方や風の当て方など色々試行錯誤する必要があるかもしれません。
そこで、徐々に部屋干しする量を増やすようにしていきましょう。
最初は乾きやすい下着類は早めに片付けてしまうなどの工夫もしてみるとよいと思います。
まとめ
今回は部屋干しにするメリットを5つ紹介しました。
- 家事の負担が減る!
- 外気を部屋に取り込まずにすむ!
- 日光による衣類の色落ちを防げる!
- 洗剤や柔軟剤の香りを保つことができる!
- 窓の外の景観を保つことができる!
部屋干しをする際にはちょっと工夫も必要となりますが、『1年中洗濯物は全て部屋干し』は可能です。
ミニマリストの方やミニマリストを目指す方には相性がよいと思いますので特におすすめ。ぜひ試してみてはいかがでしょうか?