ミニマリスト・シンプリストの我が家(子育て世帯のマンション暮らし)では、
- 冷暖房はエアコンのみ
- 洗濯物は年中部屋干し
というスタイル。
ここで欠かせないアイテムとなっているのが「サーキュレーター」です。
この記事ではサーキュレータの活用方法や効果について紹介し、我が家で愛用しているアイリスオーヤマの『サーキュレーターアイ DC JET(PCF-SDC15T)』のレビューをしています。
サーキュレータの効果と使い方
サーキュレータの機能は「室内の空気を循環してくれる」こと。
メリットとして「冷暖房時に室内の天井付近と足元付近に生じる温度差を解消し冷暖房効率が高まる効果」があります。
なぜなら、夏のエアコンから出る冷気は足元に溜まりやすく、反対に冬の暖房による暖かい空気は部屋の上部に溜まりやすくなりますよね。
この温度差があると一向に快適にならず、冷暖房効率もよくありませんが、サーキュレーターはそのような状況を解消してくれるわけです。
サーキュレータと扇風機の違いは「風の質」と「用途」
サーキュレータはその見た目から「で、扇風機と何が違うの?」というのが一番の疑問ですよね。
サーキュレーターは、扇風機の「送風機能」に特化し、扇風機より直線的で遠くまで届く風を起こすような構造になっています。
なるべく遠くに空気を送ることができるというのがサーキュレータの特性です。
一方の扇風機は、扇風機は広範囲に幅広く届く風を起こすというもの。
用途としての違いは、
- サーキュレータ:室内の空気を循環させて部屋の温度を一定にするもの
- 扇風機:周囲の人に直接風を当てて涼むもの
- エアコンと併用する場合・・・サーキュレータ
- なるべくエアコンを使わずに過ごすという方・・・扇風機
サーキュレータの使い方とメリット
用途にあった使い方、つまり『エアコンと併用する』というのがサーキュレータの主な使い方になります。
扇風機と違って、サーキュレーターは暖房の効率化という効果もありますので年間を通して活用できます。
我が家は【シンプルライフ】洗濯物は『部屋干し』がメリット大! 意外と1年中OKですという記事の通り、洗濯物は1年中部屋干しにしているのでサーキュレータは毎日フル稼動させてます!
サーキュレータの使い方のポイント
サーキュレータのメリットである「冷暖房の効率化や洗濯物の乾燥の効果」を十分に発揮するにはどうすればよいでしょうか?
いろいろ調べ試行錯誤した結論としては、サーキュレーターの置き方(配置)が何より重要!
とはいえ、お住まいの間取りなどの環境によるため、一概には決まりません。
そこで、
- 冷房時
- 暖房時
- 洗濯乾燥時
それぞれについて使い方のポイントを紹介します。
冷房時のサーキュレータの使い方
基本は、エアコンの対角線上にサーキュレーターを置き、エアコンの吹き出し口に向けて送風して、エアコンから出てくる冷風を拡散させ、部屋全体に行き渡らせる方法です。
もう一つは、エアコンに背を向けてエアコンの風をさらに部屋の奥に拡散させていく方法。
どちらが良いかは部屋の間取りなどによって異なると思いますので工夫してみると良いでしょう。
暖房時のサーキュレータの使い方
冷房と同様に、部屋の隅からエアコンに向けて対角線上にサーキュレーターを設置すると、天井付近に溜まりがちな暖気を動かし、部屋の空気を効率よく循環させます。
こちらももう一つやり方があって、それは天井に向けて設置することで、足元に溜まった冷気と天井に溜まった暖気を循環させるやり方です。
洗濯乾燥時のサーキュレータの使い方
タイマー機能があるものなら、3~4時間にセットし、直接洗濯物に風を当て水分を飛ばすことで部屋干し対策ができます。
梅雨時や冬の厳寒期でも洗濯物をカラッと乾かすことができます。
サーキュレータの選び方とおすすめの製品
サーキュレータのように機能が特化された家電はアイリスオーヤマなどジェネリック家電ともいわれるメーカのものを選ぶのがライフスタイルにピッタリで余計なコストもかからずおすすめ!
ただし、大手家電メーカほどではないものの、類似のものが多く展開されていて、少し迷ってしまったので、整理して紹介したいと思います。
ちなみに、このサーキュレーターは送風機能だけなので、暖房効率は高まるものの、直接風が肌に当たればやはり寒いと感じることもあります。
温風も出せて、より洗練されたデザインを求めるならダイソンのHot + Coolでしょう。
サーキュレーターアイのラインナップ
まず4タイプあるのがわかると思います。全部サーキュレータアイなので、違いがわかりにくいですが、左から3番目の青字のサーキュレータアイというのがベースのモデルになっていて、適応床面積18畳となっています。
そこに、以下の3つの仕様の展開がされているというのがざっくりとしたラインナップです。
- 音声操作付き
- 小型タイプ(8畳)・・・mini
- モータの出力UP版(24畳/30畳)・・・DC JET
ただし、機種によっては1、2、3の組み合わせが存在していて、さらに、適応床面積が首振り角度のなど細かく仕様が異なっていて複雑になっています。また、サーキュレータ扇風機なるものもあったりしてだんだんと混乱してきます。
サーキュレータアイの選び方
決め手としては、サーキュレータのメリットである「省エネ効果」と送風モードに「衣類乾燥モード」があるかどうかです。
1人暮らしの1ルームということでなければ、miniは選択肢から外れると思います。
音声操作や扇風機タイプは必要性はナシ。
となると、省エネ効果が高く、最新のサーキュレータアイDC JET一択になります。
あとは、部屋の間取りから適応床面積の異なるPCF-SDC15T(24畳)、PCF-SDC18T(30畳)から選べばよいということになります。
サーキュレータアイDC JET(PCF-SDC15T)のレビュー
実際に我が家で使っているのは適応床面積24畳のものです。
見た目の印象はかなりコンパクトで実際の体積としても扇風機より断然省スペース。
正直、衣類感想モードの効果にどの程度違いがあるかはわからないですが、ボタン一つで操作がシンプルなので、使い分けるのになんの苦労や難しさはありません。
音も静かで風量は十分ですし、我が家では基本的に年中設置したまま。特に梅雨時期から夏はフル稼働しています。
一方のデメリットとしては、通気口(特に背面)に溜まってくるほこり取りが面倒なくらいでしょうか。(毎日フル稼働で月1掃除程度)。
まぁ空調系の機器には必然の作業ですし、手入れ自体は拭くだけで超絶簡単なのでそれほどデメリットでもないかも。。
さいごに
今回はサーキュレータの活用方法とおすすめの「サーキュレータアイ」を紹介しました。
同じアイリスオーマ製の掃除機についてもレビューしているので気になった方は【ミニマリストの家電】掃除機はコードレス&紙パック式がおすすめ アイリスオーヤマ極細軽量スティッククリーナーのレビューという記事も是非のぞいて見てください。