「お洒落は足元から」といわれるように、靴はファッションアイテムであり、T.P.Oに応じた使い分けも必要。
なーんて何気なく生活していると、いつの間にか増殖していくのが「靴」。。
家族で暮らしていれば、みんなの靴が玄関に集結するので雑然としがちですよね。
「靴の数は何足が最適なのか?」というのは人それぞれだし、なにを根拠に「最適」とするかもあいまいなもの。(個人的には「靴の数」にこだわる必要は無いと考えています。)
ただ、おすすめしたいシンプルな指標は、
「玄関収納に余裕で収まる程度」
に留めておくこと。
そうすると普通、靴の数を少なくせざるを得ないと思いますが、その分「メリット」があるんです。
その「メリット」とは次の3つ。
- 靴を選ぶのに迷うことがなくなる
- 玄関の掃除も靴のメンテナンスも楽になる
- 玄関・収納スペースを有効活用できる
この記事では靴の数を整理するメリットやその方法について、実際の我が家(夫婦でミニマリスト)の靴事例も併せて紹介したいと思います。
我が家の場合、だいたい夫婦それぞれ「4足」ずつ。特に不都合もなく楽なので今はこのスタイルに落ち着いたという感じです。
靴の数を減らす3つのメリット
玄関にありがちなのは、
- よく履く靴は玄関に出しっぱなし。
- めったに履かない靴は収納棚に入れっぱなし。。
という状態ではないでしょうか。
収納スペースって「あった分だけ」なにかしら収納してしまうものです。
もし収納が余っているなら、それはそれでスペースが無駄になってるだけだし、次第に出番の少ない靴が占領していくものでしょう。
では、どうすればよいか?というと、
つまり、玄関に並べてある靴は全て無くすことができるということです。
そうすると玄関の使い方も変わってくるんです。
もちろん靴の数を少なくする必要がありますし、極端に収納が少ない場合は工夫する必要があるかもしれません。
ただ、以下のようにメリットは大きいし結果的には楽になるのではないかと思います。
- 靴を選ぶのに迷うことがなくなる
- 玄関の掃除も靴のメンテナンスも楽になる
- 玄関・収納スペースを有効活用できる
メリット❶ 靴を選ぶのに迷うことがなくなる
一つ目は靴が少ないこと自体のメリットです。
いろんな服や靴のバリエーションがあるが故、迷いが生じるものです。
シーンや用途を考えればキリがないし、結局あらゆるバリエーションなんてカバーできません。
いまいち出番が少ない靴は次第に収納の奥へと追いやられ、たまに引っ張り出してきても好みが変わったのか、なおさらしっくりこない!というのがオチですよね。(←過去の経験。。)
横にバリエーションを広げていくよりも、
- なるべく、いろんな洋服に合う靴を買う
- 靴に合わない洋服は買わない
という感じで、常に今の自分(好みや年代、トレンドなど)に合うようにこまめに更新して洗練させていくようにしています。
この方が満足度も高まりますし、その都度変化させていくことでおしゃれも楽しむことができます。
メリット❷ 玄関の掃除も靴のメンテナンスも楽になる
「玄関に並んでいる靴を無くせる」と、
玄関は雨が降ればすぐ汚れますし、幼稚園や小学生の子供がいると、毎日謎に砂利を持ち帰ってきます(靴の中とか身体中に砂埃をまとっている?みたいです)。
玄関に靴が無いなら掃除は「ササっと掃いて拭いて終しまい」って感じでかなり楽。
そして、もうひとつ大事なのが靴のメンテナンス。
湿気は大敵ですし、ニオイや雑菌なんかも気になりますよね。
我が家では玄関収納に「炭八」を活用してます。
メリット❸ 玄関・収納スペースを有効活用できる
玄関がスッキリすると「広い空間(←意外と)」を手に入れることができます。
例えば
- 宅配用の段ボールの解体
- 使用した折り畳み傘の乾燥
- 革靴やスニーカーの掃除・手入れ
- 冬物のコートやアウターの着脱
などなど。
夏や冬なんかは玄関で作業できちゃうのは便利ですし、我が家は1週間分の食材や日用品が大量にどどっと届くのですが、こういうときも業者の方に玄関の奥まで荷物を運んでもらえて有難いです。
ミニマリストの靴全4足
ここからは我が家で所有してる靴のバリエーションを紹介します。(5つありますが、❹は夫用、❺が妻用です。)
- 白系の定番スニーカー(メンズ・レディース)
- 冠婚葬祭を兼ねる革靴(メンズ・レディース)
- ランニングシューズ(メンズ・レディース)
- アウトドアシューズ(メンズのみ)
- サンダル(レディースのみ)
❶ 白・グレー系の定番スニーカー(メンズ・レディース)
メンズ・レディース共通で基本はスニーカー一本。
アディダス(adidas)の「スタンスミス」やニューバランス(New Balance)の「996」など、ちょっとスリムなシルエットのものが好みです。
20代だとコンバースもよく履いていましたが、30代以降だと履き心地とかも含めてあまり履かなくなりました。その点、デザインも履き心地も年代を選ばないのが良いですね。
デメリットは「めちゃかぶりする」ことですが、我こそ「ミスター・スタンスミス」なので、かぶっても全く気にしません。
というのは、ずぼら夫の神経で、HSP気質の妻としては、配色や素材などトレンドに応じて小まめに買い替えて差別化しています。(定番のスニーカーは、大事に使っていればリセールも効きます。)
❷ 冠婚葬祭を兼ねる革靴・パンプス(メンズ・レディース)
革靴やパンプスはほぼ冠婚葬祭用。
たまにスーツも着ますが、頻度も少ないし冠婚葬祭ということでデザインも無難なものに留めています。
1足だけ所有するということになれば、品質も高く値段もほどほどの「REGAL(リーガル)」がメンズの定番。
レディースはデザインも好みも様々ですが、履き心地も良くてお気に入りなのが「FABIO RUSCONI(ファビオルスコーニ)」。
中でも、シンプルなデザインのパンプスを愛用しています。
❸ ランニングシューズ(メンズ・レディース)
運動はもっぱら「ランニング」か「ウォーキング」がメインなので、ランニングシューズも1足所有。
公園やテーマパークに遊びに行く時なんかも、結構重宝します。
あまりカラフルなものではなければタウンユースとしても使いやすいので、白系のメインスニーカーの代わりに黒系をチョイスしてます。
❹ アウトドアシューズ(メンズのみ)
こちらはアウトドア好き用の一足。
ランニングシューズは軽くて楽ですが、耐久性や耐水性、防塵性は全くありません。
あと滑りやすいというのも欠点。
アウトドア用シューズの中でもアドベンチャーシューズやトレイルランニング(トレラン)シューズと呼ばれるGORE-TEX素材のものなら、軽い登山やハイキング、釣り、キャンプといったアウトドア全般で使えます。
また、「雨の日」の外出も全く気にする必要がなくなるので、もし「靴は一足だけ」というミニマリズムを発揮するならコレ1足にしますね。
❺ レディースサンダル(レディースのみ)
やっぱり夏はサンダル履きたい!ということで、すぐに買いたくなるサンダル。
といっても、頻度は使用少ないので、買い替え前提で更新するようにしています。
さいごに
この記事では靴の数を整理するメリットやその方法について、実際の我が家の靴事例も併せて紹介しました。
- 靴を選ぶのに迷うことがなくなる
- 玄関の掃除も靴のメンテナンスも楽になる
- 玄関・収納スペースを有効活用できる
4足ずつだと収納は余るので、バッグやアウター、スマホなんかも玄関に置いています。
部屋の中にいろいろ持ち込まずに済むので、実質的に部屋が広く、きれいになりますよ。