アップルウォッチは日常のいろんなシーンで活用できる便利アイテムの一つ。
「一度使ってみたらアップルウォッチ無しの生活には戻れない」なんてよく聞きますよね。
筆者はアップルウォッチをメインの腕時計としては使わず、普段は機械式の腕時計を身につけていることもあります。
それでもアップルウォッチは魅力的ですし「ある使い方」がとっても効果的なんです!
で、そのアップルウォッチの使い方とは?というと
「スマホ断ち(デジタルデトックス)」に役立つこと
です。
この「スマホ断ち」、いわゆる「脱スマホ依存」によるデジタルデトックスのメリットは以下の3つ。
- 集中力が高まる
- 睡眠の質が高まる
- 家族や自分の時間が増える
それぞれの効果もとっても大きいので、ぜひ出来るところから取り入れてみることをおすすめします。
筆者はお家にいるときはスマホは玄関に置きっぱなし。ちょっとした運動や散歩での外出も置きっぱなし。といった感じで結構スマホ断ちしてます。
社会全体がスマホ依存になっている現代でスマホ断ちを実行するのはなかなか難しい問題だと思いますが、アップルウォッチを効果的に使えば割と簡単にスマホ断ちはできるものです。
そこでこの記事では、脱スマホ依存の重要性とアップルウォッチで効果的にスマホ断ちする使い方を紹介します。
アップルウォッチがスマホ断ちに役立つ理由
上の写真のように『apple watch(スマートウォッチ)』は『iPhone(スマホ)』と連携させてより利便性を高めるものだと考えるのが普通ですよね?
なので、『スマホ断ち』と『アップルウォッチ』は一見矛盾しているように感じるかもしれません。
そこでまず、アップルウォッチの本来のコンセプトとスマホ断ち関係について解説していきます。
アップルウォッチのコンセプト
アップルウォッチのコンセプトは「いかにしてスマホ(iPhone)に触れる時間を軽減するか」です。
これは『スマホを取り出す煩わしさを解消し、より利便性を高める』という側面も確かにあります。
ですが、スマホ依存による弊害が社会問題となっていて、この問題を引き起こしている当事者であるアップルの回答の一つでもあります。
このように見ると『アップルウォッチの使い方によってはスマホ断ちにもつながる』ことが理解できると思います。
ちなみに、最近のアップルのCMも『健康』にフォーカスしていますよね。アップルの公式サイトを見てもアップルウォッチのヘルスケア機能の力の入れ方はわかると思います。
そして、スマホを駆使してヘルスケアするよりも、脱スマホ依存が実は効果的であり重要だったりします。
スマホ断ち(脱スマホ依存)の重要性
社会問題にもなっているスマホ依存。『たまにはスマホ断ちすると良い』なんて見聞きしたことはあると思いますが、それは『ほんとに四六時中スマホをいじってる人が対象でしょ』と思っていませんか?
筆者自身はもともとスマホ使用時間は少ない方だと自覚してましたが、それでもスマホ断ちの効果を実感します。特に効果が大きいと感じるのが以下の3点です。
- 集中力が高まる
- 睡眠の質が高まる
- 家族や自分の時間が増える
その理由を簡単に説明します。
スマホ脳による集中力の低下
20年末に日本で発売されたアンデュ・ハンセン(著)の『スマホ脳』という本。もともとは2019年に世界でベストセラーになった本です。
この本で知れるスマホによる弊害の一例としては『学習現場では、スマホを傍らに置くだけで学習効果、記憶力、集中力が低下するという実験結果が報告されている』など、科学的に証明されている事実を知ることができます。
睡眠の質を改善
もちろん『スマホ脳』ではスマホと睡眠障害の関係についても言及されています。
もっと直接的な影響として『スマホやPCのスクリーンから発せられるブルーライトは目に良くない』というのはよくご存知ではないでしょうか?
夜のブルーライトは睡眠の質を低下させるということが、文部科学省後援 健康管理能力検定サイトのコラム睡眠不足とブルーライトという記事でも紹介されています。
家族や自分の時間が減る
『同じ空間にいてもそれぞれがスマホをいじってる』なんて光景よく目にしますよね。家の中の生活も客観的にみるとそんなことになっていないでしょうか?
スマホ断ちに役に立つアップルウォッチの機能と活用方法
スマホ断ちの効果は以下であると紹介しました。
- 集中力が高まる
- 睡眠の質が高まる
- 家族や自分の時間が増える
それでは、スマホ断ちに役立つアップルウォッチの機能を紹介します。
❶ LINEやメールの通知確認機能を制限して集中力UP
スマホ断ちをしている最中に緊急の連絡があるかもしれない。これではスマホ断ちしきれないし、緊急時に音信不通になってしまっては本末転倒ですよね。
でも、部屋でアップルウォッチさえあれば連絡の確認はできますし通話もできます。仕事でもなければこれで十分。家の中でスマホはいらなくなります。
注意したいのは、なんでも見れるようにしてはスマホを持っているのと変わらないので、「通話だけ」など機能を最低限に絞って使うことです。
仕事中も資料作成や集中するときには、最低限の通知に絞ってスマホは電源OFFしてしまってしまうというのもアリです。
❷ 目覚まし機能で睡眠の質を改善
さすがに「お家にスマホを持ち込まないというのはあり得ないでしょ!」というのが普通の意見だと思います。でも「スマホを寝室に持ち込まない」くらいならできそうだし、メリットありそうだと思いませんか?
他のスマホ断ちはムリでも『スマホを寝室に持ち込まない』は絶対おすすめです!
寝室にもスマホを持っていく理由の一つに『スマホのアラーム機能を使うから』という方は多いと思いますが、アップルウォッチなら手首の振動による目覚ましアラーム機能があります。
この振動によるアラームは、不快な音もなく目覚めさせてくれるので朝の不快感がゼロ。
心地よい目覚めにもつながるというのもありますが、『アラーム音で一緒に寝ている子供や配偶者の方のじゃまをしない/されない』というのが大きいです。
これで寝室にスマホを持ち込む必要性がなくなり、何気なくベッドでスマホを手にしてしまうことがなくなります。
ちなみに、Apple Watchの睡眠アプリでその日の睡眠時間や質を確認することができます。毎日の睡眠記録ログとして残しておけば、自分にとっての最適な睡眠時間を把握することができます。
❸ Podcast、オーディオブックで時間を有効活用する
散歩やジョギング、筋トレといった軽い運動は大事。この時間を運動だけではなく、学習時間に充てると圧倒的に自分の時間を効率化できます。
運動する際はやはりスマホを持ち歩くのはストレスだしリスクもあって、アップルウォッチが最適!
iPhoneで聞いている音楽やPodcast、オーディオブックはアップルウォッチに同期することもできます。そうすれば、iPhoneが近くになくても、また、アップルウォッチがWi-Fiやモバイルデータ通信に接続されていなくたって、アップルウォッチだけでコンテンツを再生できるようになります。
自分の時間をしっかり確保できていれば、家族と過ごす時は完全にスマホ断ちできますよね。
ただし、アップルウォッチで音楽やその他のオーディオを聴くには、Bluetooth 対応のヘッドフォンやスピーカーが必要です。定番はAirPodsですね。
まとめ
現代人は少なからずスマホ依存の傾向があると思いますので、意識的にスマホ断ちすることで生活の質を向上させることができると思います。
その『スマホ断ち』によるメリットは以下の3点。
- 集中力が高まる
- 睡眠の質が高まる
- 家族や自分の時間が増える
そこで役立つのがアップルウォッチ。
アップルウォッチのコンセプトは「いかにしてスマホ(iPhone)に触れる時間を軽減するか」です。
今回はスマホ断ちに役立つアップルウォッチの基本機能と使い方を3つ紹介しました。
- LINEやメールの通知確認機能を制限して集中力UP
- 目覚まし機能で睡眠の質を改善
- Podcast、オーディオブックで時間を有効活用する
おうち時間が増えたアップルウォッチでスマホ断ちにトライしてみてはいかがでしょうか?
アップルウォッチの選び方については【アップルウォッチの選び方】モデル別比較とおすすめの買い方という記事も参考にしてみてください。