【終わりを思い描くことから始める】逆算思考の 重要性 と 注意点

期日があるものは、おしりの日程からやることを逆算して計画するのがビジネスの基本。

このようにゴールに到達するまでの必要なプロセスを計画し、着実に計画通りに実行していく思考方法(ゴールから計画する)は「逆算思考」と呼ばれています。

一方、その日その時に目の前にある課題に対処していくような積み上げ型の方法が「積み上げ思考」。

成果を出しやすいのは「逆算思考」といわれていますが、実はどちらも日々積み上げていくことには変わりありません。

そこで陥りやすいのは「期日から逆算してはいるものの、単にできることを日々積み上げていってしまう」パターン。

最終的な結果が「思ってたのと違う」「こんなはずじゃなかった」ということになることです。

努力しているけど結果に結びつかないというのは非常にもったいないですよね。

何が足りないかというと

「最終的なゴールイメージ」

です。

ルーチン的なタスクであればゴールも明確で逆算するのも比較的容易。

生きていく上で様々な「期限」はある程度決まっているものの「ゴール」は明確に与えられるものではありません。

  • 学生生活や会社生活をどう過ごすか
  • どのような家庭を築くか
  • 人生をどう生きるか

そこで重要になるのが「終わり(ゴールイメージ)を思い描くこと」です。

もちろん、ゴールを意識せずとも日々をこなしていくことで自ずと形作られるものではあります。

しかし、終わりのイメージがあいまいなままでは「成ったなり」の結果にしかなりません。もし結果が伴わなくても「できることはやったし」と満足のいく場合もありますが、もっとこうしておけばよかったと後悔することの方が多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では「最初に終わりを描くことの大切さ」や「終わりを思い描く方法」について紹介します。

何か変化を生むきっかけになれば幸いです。

目次

「終わりを思い描くことから始める」とは

【終わりを思い描くことから始める】逆算思考の重要性と注意点

「終わりを想い描くことから始める」とは世界的なベストセラーとなった名著「7つの習慣」の第2の習慣として有名な言葉です。

第1の習慣は「主体性を発揮する(主体的である)」で、その次の習慣となります。

全てのものごとは2度作られるという原則

7つの習慣では「ものごとは2度作られる」と説明されています。

これは「ものごとはまず頭の中で創造され、次に実際にかたちあるものとして創造される」という意味です。

なんだかとても難しい表現ですが、頭の中での創造というのは単なるイメージのことではなく、もっと具体的な「設計図」と置き換えてみましょう。

終わりから逆算することの重要性

家を建てるとき、設計図無しで作り出すなんてことはないはずです。(そのとき思いついたまま作っていったら大変なことになるのは容易に想像できますね。)

最終的なかたち(終わり)をどれだけ具体的にイメージできるかというのは成功の鍵。

これは7つの習慣と同じくビジネス書のベストセラー「思考は現実化する」や、スピリチュアル的な「引き寄せの法則」などにも共通する原則でしょう。

逆算思考の注意点

実は、家をつくる「設計図」の事例には落とし穴があります。

実際のものづくりの現場では、設計図があれば「あとは図面通り積み上げるだけ」。設計とは異なることをしてしまえば、図面通りのものには仕上がりません。

しかし、仕事の成果とか人生の目的などはそんな正確な設計図を描くことは不可能です。

一度設計図を決めたからといって、そのまま積み上げていくのでは「逆算思考」ではなく、それはただの「積み上げ思考」のままとなってしまいます。

「終わりを思い描く」のは最初だけでなく常に意識し、軌道修正していくのが大事です。

終わりを描くために:少し先の未来から振り返ってみる

仕事でどんな成果を出していくかも含め、7つの習慣では「自分の葬儀(自分の生涯を終えるとき)を想像してみよう」と説かれています。

ただ、著者の故スティーブン・コヴィー氏は社会的も成功を収めた後の年代で本書を執筆されていますが、若いときから人生の終わりを想像するというのはなかなか難しいことではないかと思います。

自分の人生を終えるときがいつなのか幅が広すぎますし、将来家庭を持つのか、子供はいるのか、社会はどうなっているか、など自分の思いだけではどうにもならない不確定な要素が多分にあります。

そこで、終わりを思い描くためのヒントになる事例をいくつか紹介します。

書籍等でよく見かけるし、筆者自身が意識しているものです。

年代(20代、30代、40代、50代)を節目にする

学生時代は3年や4年といった区切りがありました。

「あの当時は大変だったけど、振り返って今思えば良い経験だった。」といった事例や、逆に「もっとこうしておけばよかったと後悔すること」もあるかもしれません。

一方、社会人になると明確な区切りがなかったりします。

そこで、自身の「年代」を区切りにして考えるのは有効でしょう。

年代をテーマにした書籍はたくさんありますし、目次だけ眺めるだけでも十分。

数年から最長10年先の姿を思い描いてみましょう。

働き方や仕事に対する考え方もアップデートされてくるのではないでしょうか。

子供が巣立っていくとき

子供がいれば20年くらいのスパンで徐々に親の元を離れていき、いずれ一人暮らしや、就職、結婚を機に巣立って行くことになるでしょう。

そのとき、どのような親子関係を築いていたいか。

子育てや家庭の在り方を考える機会になるはずです。

両親とのお別れのとき

自分と子供との関係と同じように、自分と親との関係もあります。

特に、親は自分より2、30年先の人生を歩んでいる存在。

自分が産まれたときの親の年齢を超えると、あとは自分が知っている親の人生を追うようになります。そして、いつかはお別れ(死別)する時がきます。

自分の葬儀(自分の生涯を終えるとき)を考えることもだいぶ現実味がでてくる頃でしょう。

退職するとき

最後まで第一線で働くにせよ、いずれは一線を退きます。

そうなれば家庭が中心の生活になります。

というより、今どんなに仕事優先であっても家庭の存在があり、これまで紹介したどの節目にも関係してくるものです。

単に仕事の進め方だけを考えていたときとは違い、「働く意義」や「仕事の成果」も違って見えてくるのではないでしょうか。

さいごに

この記事では7つの習慣の第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」について紹介し、終わりを思い描くための方法として、少し先の未来から振り返ってみることを紹介しました。

  • 年代(20代、30代、40代、50代)を節目にする
  • 子供が巣立っていきとき
  • 両親とのお別れのとき
  • 退職するとき

仕事に関わらず、何事も目的を持って取り組むことで人生はより良いものになっていくことでしょう。

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