新生活といえば「引っ越し」
作業も大変だし、費用もかかるし、できれば引っ越しなんてしたくないと思うかもしれません。
でも、引っ越しはチャンス!
どうせ引越ししないといけないのであれば、せっかくの機会を活かしてみましょう。
引越しのタイミングでぜひ試してもらいたいのが「ミニマリスト」にも通じる「エッセンシャル思考」です。
ミニマリストといっても「何もない部屋で暮らす」といった極端なイメージのものではありません。
引っ越しに「エッセンシャル思考」を取り入れるメリットは次の3つです。
- 引っ越し費用を抑えられる
- 新生活に集中することができる
- 自分や家族の価値観に気づくことができる
我が家では5回の引っ越しを経験してきましたが、その度に家族のライフスタイルが洗練されてきました。
そこで今回は、エッセンシャル思考によって「引っ越し」を活かすメリットと方法について紹介します。あわせて、引越し作業のポイントも紹介したいと思います。
引っ越しにエッセンシャル思考を取り入れるメリット
引っ越しが必要なタイミングとは、
- 就職
- 結婚
- マイホーム購入
- 配属先の異動による転勤
などなど。
「心機一転」という機会ですね。
引っ越し作業による経済的、身体的負担は抑えたいのはもちろんのこと、これからの新しい生活に集中しうまく切り替えていきたいものです。
そこで、重要になるのが冒頭でも紹介した「エッセンシャル思考」です。
- 引っ越し費用を抑えられる
- 新生活に集中することができる
- 自分や家族の価値観を再確認できる
まず上記3つのメリットについてそれぞれ解説していきます。
そもそもエッセンシャル思考とは?という方はこちらの記事も参考にしてみてください。
引っ越し費用を抑えられる
引っ越しの費用に影響する要因は様々あります。
- 引っ越し業者や料金プラン
- 引っ越しの時期
- 荷物の量
一番価格の変動が大きいのは「引っ越しする時期」ですが、引っ越しのタイミングを自分で決めるのは難しいですよね。
その点、荷物の量は自分次第。
理想的には「普段から」ですが、引越しのタイミングで荷物を整理すれば引っ越し費用を抑えることができます。
荷物の量で変わる金額差は数万円
荷物の量で引っ越し費用が変わる理由は、対応いただく引っ越し業者さんの人数やトラックの大きさが変わるためです。
家族であれば、2トンや3トンのトラックへとサイズダウンできれば、引っ越し費用を安くすることが可能です。
我が家は、見積もり時は余裕を見て4トントラックでしたが、2トントラックに変更してもらいました。
時期やプランによって価格は変動すると思いますが、ワンサイズ変われば数万円は変わると思います。
あと、ぜひ試していただきたいのがトレファク引越といった「出張買取」と「引越し」をセットにしたサービスを利用することです。
新生活に集中することができる
引っ越しは準備も大変ですが、引っ越し後の片付けも同じくらい大変。
転勤の場合、引っ越し費用は会社持ちかもしれませんが、この労力は自分で捻出するしかありません。
引っ越しは期日がありますが、いざ引っ越してしまえば期限がなくなるため、新居が一向に片付かないというのはよくある話ではないでしょうか。
新居に引っ越した際、必要なものだけが揃っている状態ならば余計な手間がかからず、新生活に邁進できるようになります。
自分や家族の価値観を再確認できる
新しい住まいで必要なものだけに囲まれた新生活を送ると、生活に多少の「余白」が生まれます。
ここで、何も意識しなければ次第に元の生活に戻っていくだけですが「新しい生活習慣」を手に入れるチャンスがあります。
しかし、新生活に加えて、引っ越し後の手続きや片付けが重なってますます忙しいというのでは、そうはいきません。
なんとなく成り行きで出来上がった「家族のライフスタイル」について、家族の考えや理想に向かって舵を切るタイミングになるはずです。
荷造りのコツ
それでは、具体的に荷物をまとめる方法について紹介したいと思います。
- とにかく売る
- 使用頻度で分けて梱包する
- 収納を買い足さない
とにかく売る
まずは「売ってしまう」ことです。
お小遣いになればラッキーですし、逆に、期待していたほどの金額にならなくても、そこまで大事に所持する必要もなかったのだと割り切れます。
何度か経験すると、リセールが効くものや消耗するまで使い倒すべきもといった目利きが効くようになります。
メルカリなどで一品ずつ丁寧に売ってみるのが大事ですが、結構大量に出品する場合は、出張買取を活用するのもおすすめです。
使用頻度で分けて梱包する
ふつう、段ボールに梱包するときは「食器」や「本」といったようにまとめていくと思います。
もうひとつ大事な観点が、「新生活でいつも使うものかどうか」で分類する方法です。
例えば、同じ「食器」でも毎日使うものとそうでないものは分けて梱包しておくということです。
特に、「いつか使うかも」と引っ越し前に手放しきれなかったものは、いつも使うものとは分けて梱包し、新居でも開梱せずにしまっておきます。
準備や片付けが簡単になりますし、いざ新しい生活をしてみると「ほぼ使わない」なんてことがあります。段ボールのままなら、後でそのままリサイクルショップに持っていけます。
我が家でも「しばらく使わない大事なもの」を一つの段ボールにまとめていたのですが、しばらく経って何か大事なものをいれたはずと思って開梱してみると、ほとんどガラクタだったという経験があります。
収納は減らし、買い足さない
必要なもの以外は「売る」か「ダンボールに梱包したまま」であれば、「収納」はかなり余裕ができるはずです。
「家具」や「収納ケース」といった大物がなくなれば引っ越しトラックの積載量を大幅に低減できますし、トラックのサイズをダウングレードさせることも可能になってくるかもしれません。
ただし、引っ越し後に収納を買い足してしまっては意味がありません。
減らした収納で生活を続けていくことを心がけていれば、「エッセンシャル思考(より少なく、しかしより良く。)」が自然と身についてくると思います。
まとめ
引っ越しするならエッセンシャル思考を取り入れてみましょう。
メリットは以下の3つです。
- 引っ越し費用を抑えられる
- 新生活に集中することができる
- 自分や家族の価値観に気づくことができる
また、荷造りに関するポイントを合わせて紹介しました。
- とにかく売る
- 使用頻度で分けて梱包する
- 収納は減らし、買い足さない
きっと引っ越し後の新生活でスタートダッシュできるようになると思います。