【時間の節約法】効果的な手順は “お金の貯め方” と一緒!?

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“節約”と聞いてまずイメージするのは『お金』。

そして、「時は金なり(time is money)」「お金で時間を買う」といった言葉があるように、お金と時間は密接な関係があります。

「がんばっているのに、忙しくなる一方…、にも関わらず、お金も増えていかない…。。」

というのは陥りがちなケースではないでしょうか?

元も子もないことを言ってしまえば、時間もお金もいくらあったって「足りない」と感じてしまうのが人間というもの。

この原則というか、人間の本質を理解していないと、効果の無い節約のために時間を無駄に費やしてしまったりまちがった時間の買い方をして結局お金を浪費してしまいがちです。

そうなると益々負のスパイラルにはまってしまいますよね。

ではどうすれば良いか?というと、やり方はシンプル。

時間を無駄にしない一番の方法は、やるべきことに時間を使ってしまうことです。

手順にすると、

  1. 本当にやるべきこと最優先事項を決める
  2. やるべきことをやる時間を予め確保する
  3. 残った時間でやりくりする

ということになります。

この手順を見て、なんとなく気付くことがありませんか?

そうです。

お金の貯め方の王道『給与天引きによる先取り貯蓄』と一緒ですね(記事タイトルでネタバレしてますが)。

といっても「言うは易く、行うは難し」です。

そこで今回は、時間の捉え方や難しさを踏まえながら、”時間の節約方法”について紹介したいと思います。

こんなあなたにおすすめの記事です
  • どんなに効率化していっても時間が足りない!
  • 時間がなくて本当にやりたいことができない!

お金の節約については【一番の節約は】お金を上手に”使う”こと! 節約をしない節約方法とは!?という記事にまとめていますので参考にしてみてください。

目次

時は金なり(Time is Money)の意味

【時間の節約法】効果的な手順は "お金の貯め方" と一緒!?

まずおさえておきたいのは『時は金なり』という諺(ことわざ)

意味は次の通りです。

時間は大切なものであり、金銭と同等の価値がある。だから、時間をむだに費やしてはならない。

コトバンクより引用

時間もお金も”無駄使いしてはいけない”という考え方は”我慢は美徳”という価値観と共に日本人に根付いた考え方ですよね。

正確な意味を知らなかった方も上記の内容にそう違和感は感じないのではないでしょうか。

一方で、『時は金なり』の語源となった英語の “Time is Money” の意味はどうでしょうか??

実は『時は金なり』には無い『機会損失』という概念が本質にあります。

機会損失とは

機会損失とは『利益を得る機会があったのに、それを得ることができなかった状態』を指します。

例えば、商売をしている時、”在庫切れ”によって販売できなかったのなら、その需要の分だけの売上を失ったことになります。

“Time is Money” とは、”売上”のような何か生産的な活動ができたはずの時間を無駄にしてしまうのは”機会損失”であるということを意味しています。

“時は金なり”は根性論になってしまいがちですが、”Time is Money”はもっとロジカルに時間を捉えられますよね。

そして、極端な言い方をすれば「我慢をしている時間自体が生産的ではないので、それってムダだよね?」と、場合によっては”時は金なり”と真逆になる場合もありえます。

時間の使い方には”機会損失”がつきものであるということを押さえておきましょう。

時間の節約が難しい理由

『Time is Money』の意味を知って”時間は大事だ”と理解していても、実際にはなかなか有効に活用できていないというのが現実です。

では、なぜそのようになってしまうのでしょうか?

環境要因だとかいろいろなことが考えられますが、人間の本質として「パーキンソンの法則」を押さえておきましょう。

パーキンソンの法則とは

パーキンソンの法則とは『人は与えられた時間やお金を全て使ってしまう』というもので、仕事やお金に関わる2つの法則で成っています。

パーキンソンの法則

第1法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

“仕事”を”日々のやること“。”与えられた時間“は”1日24時間“と置き換えてみましょう。

また、収入があがればその分生活水準も上げてしまうというのもよく聞きますよね。

これが日々忙しいにも関わらずお金も増えていかない大きな理由です。

人間てそういうものなんだと把握しておけば、間違った努力をせず、どうすると効果的なのか?が見えてきます。

時間もお金も足りないと感じるのが人間という生き物である

効果的な時間の節約 3つの手順

効果的な時間の節約 3つの手順

以上を踏まえて、時間を効果的に使うための3ステップを紹介したいと思います。

STEP1 最優先事項を考える

日々の生活を見直し、もっと生産的な”本当にやるべきこと”に時間を使うことを意識します。

それには、『時は金なり』で紹介した”機会損失”という観点で考えてみましょう。

ここでいう”機会”とはお金のことだけではありません。

例えば、理想とする生活として、”ゆっくりと家族で食事を楽しむ時間”があるなら、それは”機会”の一つですよね。

“食事の時間”に後片付けのことや食後の仕事のことを考えながら急いで食べて終わらせるといった生活になっていたらせっかくの機会が無駄になっている(機会損失)と考えます。

要は、優先すべきことは何か?ということです。

これはお金の使い方も同様です。

STEP2 やるべきことをやる時間を予め確保する

パーキンソンの法則を踏まえると、”全てやることはやってから”と考えていては、いつまでも”本当にやりたいこと”を始める時間はありません。

これは全ての支出から残ったお金を貯蓄しようとしてもなかなかお金が貯まらないというのと同じ。

残ってれば使ってしまうのです。

そこで、予め決めた金額を給与天引きして貯蓄するように、やるべきことは最初に優先して予定を確保することです。

先ほどの食事の例であれば、”家族で食事する時間”です。

また、”趣味の時間”や”収入を増やすための自己投資の時間”も大事ですよね。

STEP3 残った時間でやりくりする

『やるべきことを優先に』とは言っても、既にやらなくちゃいけないこともたくさんあるし…。と感じていることでしょう。

でも、やるべきことを優先していれば、その他の雑多なことにかける時間は自ずと節約されていくものです。

なぜなら、時間は限られているから。

ちょっと乱暴な説明では?と思うかもしれませんが、自分の人生は自分のものです。

何を優先するかは結局、自分次第だったりします。

注意点:無駄な時間を買わないこと

ただし、無駄な時間を買ってしまっていないか?というのは要注意です。

『時間を買う』というのは、家事なら『家事代行サービスの活用』などです。

最近一般的になっている考え方だと思います。

ですが、家事代行サービスや高機能家電で時短したとして、ジムで運動不足を解消しているというのであれば、適度な運動を兼ねて家事をやってた方が経済的だったりします。

特に、時間はお金と違って貯めておくことはできません。

こまめに時間を節約していっても、過ぎ去った時間は取り戻せないのです。

浮いた隙間時間でスマホをテレビを眺めて終わってしまうのなら、良い”機会”に置き換えるのが得策。

例えば、通勤時間を少なくすることにお金をかけるよりも、通勤時間を運動や学習する機会にするなどです。

さいごに

今回は時間の節約法について紹介しました。

一言にしてしまえば『最優先事項を優先して取り組むこと』。

これは正にエッセンシャル思考であり、シンプルライフそのものです。

ゆとりのあるシンプルな暮らしを実践するきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

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