ミニマリストの部屋といえば「床と白い壁だけ空間」。
「ソファもラグも要らないし」と不要なものをなくしていくと、なりがちなんですよね。。
それに
- 使い勝手が良い空間か
- おしゃれな空間か
- 経済的な空間か
といった観点でも課題はあります。
かといって、何かを付け足していくという発想はないし、どうすれば、、、?
ということで、
部屋全体を丸ごとリノベーション(スケルトンリフォーム)しました!
そこで、この記事では、マンションリフォームについて、我が家(ミニマリスト)の観点でこだわって良かったポイント5選を紹介したいと思います。
- リフォーム会社選び
- 空間を無駄にしない間取り
- 不要なものは最初からつけない
- 必要なものは最初からつけておく
- デザイン
ミニマリストの我が家がこだわったリフォームのポイント5選
日本はいわゆる「新築信仰」が強い国ですが、物件価格は高騰し続けています。
分譲マンションや賃貸物件では間取りや内装を選ぶことはできても、自分好みにはできないし、中古マンションをリノベーションして住むというのは今後の良い選択肢になると考えられます。(発想はまんま無印良品)
高度成長期以降に建てられた、たくさんの住宅建築が「中古物件」として多く出まわっています。それらをリノベーションすれば、リーズナブルに理想の住まいを手に入れることができます。
引用:無印良品のリノベーション
そこで、新築分譲マンションのローン完済を機にその物件を売却し、中古物件を実際にフルリノベーション(スケルトンリフォーム)しました。
現時点の要望をふんだんに盛り込むことで、理想の住まいを手に入れることができたわけですが、今振り返ってこだわっておいて良かったポイントは以下の5つです。
- リフォーム会社選び
- 空間を無駄にしない間取り
- 不要なものは最初からつけない
- 必要なものは最初からつけておく
- デザイン
❶ リフォーム会社選び
まず最初に、パートナーとなるリフォーム会社を決めなければなりません。
「リフォーム会社の見積もりは基本的に無料」なので数社にコンタクトを取り、要望を伝えました。
こちらは未経験で知識もないので、的外れなことを考えているかもしれませんが、
- 「それは無理」と決めつけてくる
- 自社でまかないきれない
- レスポンスが遅い
という相手とは結果的にご遠慮いただく形となり、
- こちらの要望を聞いた上で提案してくれる
- 大規模なリフォームの経験がある
- 造作などの対応もできる
上記のような業者様と、より詳細な仕様や金額を詰めていくことで決定。
複数の業者に相見積もりをとる場合はさらに大変ですが、それでも丁寧に対応してくれる業者さんと巡り会えたことは何よりも大きいポイントだったと思います。
❷ 空間を無駄にしない間取り
分譲マンションや賃貸だと、どうしてもあの白い壁と四角いスペースの殺風景な空間になってしまうんですよね。
余白も大事ですが、ほぼ余白=無駄なスペースが多いとも言えますので、ミニマリストとしてはあの無駄な空間もミニマイズさせたいわけです。
ただし、玄関扉や窓位置はそのまま、配管やダクトの位置など完全に自由というわけではありません。
我が家の特徴は大きく3つ。
- 玄関にコートクロークを新設
- 各部屋は最低限の広さに抑える
- 見せる収納(オープンクローゼット&ウォークインクローゼット)
玄関にコートクロークを新設
コートクロークは最近のマンションならついてることもありますね。
我が家は床面積が狭い中古マンションにもかかわらず、玄関にコートクロークのスペースを大胆に確保しました。
外でしか使わないものは玄関に留めておくというのが我が家の習慣だったので、それをゆとりを持って実践できるようにしました。
各部屋は最低限の広さに抑える
ワンルームであれば、部屋のサイズを選ぶのは自由。小さい部屋を選ぶこともできますが、家族が住む想定の分譲マンションだと、既存の間取りは合わない場合も。
もともと住んでいた新築分譲マンションだと部屋が無駄に広いんだよなぁと感じていました。
我が家は、リビングやキッチン、洗面室は広めの方が良いけど、各自の部屋は4.5畳くらいで十分。
その理由は後述するポイント❸(不要なものは最初からつけない)と❹(必要なものはつけておく)によるもの。
見せる収納(オープンクローゼット&ウォークインクローゼット)
収納は扉を作った分だけスペースが無駄になってしまいます。
そこで、オープンクローゼットや扉のないウォークインクローゼットに。
デザイン性も兼ねた見せる収納にすることで、使い勝手も良くなり、さらに経済的にも空間的にも無駄がなくなりました。
❸ 不要なものは最初からつけない
収納に関しては、後で付け足したり、逆に、余らせたりすることがないよう必要最低限のサイズにし、「扉」も無くしました。
同様に、最初から要らないと思うものについては、費用がかかるかどうかに関わらず「最初からつけない」ということを徹底すると小さい部屋も圧迫感や雑然感が無くスッキリ。
我が家が外した主なものは以下の様なものです。
- トイレの水洗やハンドタオル掛け
- 浴室、洗面室の取手や収納
- 各部屋のエアコン
❹ 必要なものは最初からつけておく
リフォーム後に買い足す、というのもなるべく避けたく、以下はリフォームに含めて備え付けにしてしまいました。
- カウンターテーブル・デスク
- ロールスクリーン
- ハンガーラック
- 壁掛けテレビ
- 人感センサ照明
リフォーム後に新たに購入した家具はチェアとベッド、あと照明のみ。
我が家にソファは以前からなかったのですが、今回ダイニングテーブルも手放すことになりました。
リビングや各部屋の照明はデザインも機能も後々変更できるよう、変にこだわらずに一般的なシーリングライトにしています。
最近はそのときの好みのデザインの照明にwifi機能のついたスマートLEDを取り付けるだけで、調光やタイマー設定なども簡単にスマホ操作できるので便利ですね。
❺ デザイン
居心地の良さを決めるポイントに、機能的な快適性はもちろんですが、やっぱりお気に入りのデザインかどうかというのは大きいと思います。
ニッチ
ニッチは空間を無駄にしないというより、デザインの要素が大きいです。
配管や梁の構造で凹凸の多い古いマンションのリフォームの場合、ニッチや折り上げ天井、腰壁などを上手に設けると立体的なデザインの空間が出来上がりました。
壁紙
立体的な空間だと壁紙(クロス)もこだわりがいがあります。
壁紙はそこまでコストがかかるものでは無いにも関わらず、部屋の印象がガラッと変わるので、シンプルな部屋のリフォームには特におすすめ!
「ただの白い壁紙」か「自分で選んだお気に入りの壁紙」では天井や壁を含んだ空間全体に対する愛着というか、所有感が段違いです。
柄やデザインの違いだけでなく、微妙な色味の違いや抗菌機能の有無なんかもあるので、我が家はカタログや見本を見比べて何度も検討しました。
まとめ
この記事では、ミニマリストの家族が中古マンションをリノベーション(スケルトンリフォーム)した際にこだわって良かったポイント5選を紹介しました。
- リフォーム会社選び
- 空間を無駄にしない間取り
- 不要なものは最初からつけない
- 必要なものは最初からつけておく
- デザイン
これからの時代「中古物件」をリノベーションして、リーズナブルに理想の住まいを手に入れるというのはアリだなというのが我が家の実感です。