【働く意味とは】働きたくない…。と思ったら考えてみると良いこと

【働きたくないと思ったら】働く意味を考えるBOOK
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働きたく無い…。そう思うとき、ありますよね。

若者に限らず、10年、20年と働いてきたベテラン社会人の方でも、

ふと、

『そもそも、いったいなんのために働いているのだろうか?』

と思ったことがある方も多いはず。

そんなときこそ『働く意味』を考えてみるタイミングではないでしょうか。

  • 働く目的とは?
  • 働く意義とは?
  • 自分が求める理想の働き方とは?

これらの問いに明確に答えるのは意外と難しいものです。

今回は、現代における働く意味について整理し、その上で、働きたく無い理由やその対応について紹介したいと思います。

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働く目的とは

働かなくてはいけない理由は普通、お金を稼ぐ必要があるからです。

内閣府の世論調査では、56.4%もの人が働く目的は『お金を得るために働く』と答えています。(さらに、前回調査の53.9%から56.4%となっていて割合は増加傾向にあるようです。)

自分の生活費のみならず、家庭があるなら子供の養育費や住宅ローンもあるし、老後に備えた蓄財も必要。。お金に関する悩みや不安はどの世代でもつきまとうものでしょう。

一方で、お金に対して悩んでいたり不安に思うことがなくとも、働いている方はたくさんいます。

働く理由はお金だけが目的ではないからです。

そこには『働く意義』という側面があります。

もちろん、お金のために働かなくはならない人にとっても働く意義はあります。

働く意義とは

働く意義とは働くことの価値や重要性のことです。

価値観によるものなので、人それぞれではあるものの、今も昔も働く意義を大きく分けると次の3つに集約されるのではないでしょうか。

  1. やりがい
  2. 自身の成長
  3. 社会とのつながり

まずは、自分が働く意義をしっかり感じているか確認してみましょう。

やりがい

お金を稼ぐこと自体もやりがいの一つになるでしょう。

特に、初めてお給料を手にした時やボーナスが出た時、昇給した時などにやりがいを感じたのではないでしょうか。

しかし、稼いだお金のほとんどは生活費やローン返済に消えてしまったり、お小遣い制だったりして自由になるお金が少なければ、次第に給与の額面にもあまり関心がなくなってくるものです。

また、年収が順調に増加したとしても、徐々に幸福感を得にくくなることが知られています。(日本を含むアジアの幸福度のピークは660万円という結果もあるようです。)

これは、収入が上がれば上がるほど税金の割合が高くなり、生活の質がそれほど変わらなくなってくるというのも理由の一つ。

そこで、お金に変わって働くモチベーションになるのがその仕事自体のやりがいです。

社会や誰かの役に立つなど、その仕事自体に重要感を感じるならば、例え薄給だったり、忙しかったとしても働くモチベーションになります。

自己実現、自己成長のため

収入による幸福感や生活の質は変わらなくとも、より多くのお金を稼げるようになると、成長を感じるものです。

ただ、実態としてはある程度業界によって給与水準が決まっていたり、昇給も年功序列だったりします。そうすると身近な人はある程度給与水準が似通ってくるため、結局そこまで大きなモチベーションにはなりません。

一方、任される仕事の規模が大きくなれば成長を感じることができます。仕事の裁量も増えることで自分で成し遂げる達成感を得ることができるでしょう。

厳しかったり、辛くても自身の成長の為だと思えれば働く意味はあるものです。

社会や人とのつながり

実は、人間関係に恵まれてさえいれば、給料はそこそこ、さして重要な仕事でなくても働き続けることができます。

お金に心配があるわけでもないけど老後も働き続けたいという方は、この社会や人とのつながりが働くモチベーションだったりします。

働きたく無い理由

お金に対する不安もなく、働く意義も感じられるのであれば、働きたくないと思うことはないのかもしれません。

しかし、現代の日本において、お金と働く意義のバランスをとりながら仕事を続けていくのはかなり難しい状況にあるのが実情です。

働きたく無いと感じるのは当たり前

1日8時間で週5日の労働というのが日本の働き方の一般的なモデルです。

これは年間でおよそ2000時間になります。

調査結果によれば、日本の年間労働時間は1,680時間で、アメリカ(1786時間)より実は少ないという記事がよく目につきますが、パートタイマーで働く方も含んだ平均だとかそのあたりの影響かと思います。

いずれにしても、この2,000時間でやっと生活できるという日本の”給与水準”がまず問題です。

人生で何度も転職することが当たり前アメリカの場合、仕事と仕事の切れ目が全く無いということは考えられません。あえてリフレッシュする期間を設けることだって可能です。(この働いていない期間は労働時間に含まれませんので、働いているときは長時間働くけれど、休む期間も多いのだと思います。)

一方、日本の場合は働き続けなくてはいけないので、他のことに時間を使う余裕がありません。かといって仕事を長期間休むこともできません。

それでも働く意欲を持つには、今そこにある仕事でやりがいを見出し、成長し、社会や人々と良好な関係を築いていく必要があります。

これは相当難しいことではないでしょうか。

働き方を変える方法

働く意義を感じられる仕事は一つではないし、年代や環境などによっても変わってくるもの。

なので自身の働く意義に従って、働き方を変えていくことが本来必要です。

一方で、お金を稼ぐことも重要。

しかし、今の日本では給料はそう簡単に上がるものではなく、多少上がったとて十分ではありません。

そうなると身動きが取れなくなるというジレンマがあります。

このような状況を打破するには、自らが働き方を変えていくしか方法はありません。

生活を見直す

そもそもお金が足りないという場合は、転職も視野に入れつつ、まず生活を見直してみることからはじめましょう。

月5万円節約できたら、5万円昇給できたのと同じ。平均的な収入があれば、数年で1,000万円くらいの貯蓄は可能です。

そして、収入を上げることより着実に増えていく資産高に目を向けるようにすると、給料が変わらなくてもモチベーションを維持しやすくなります。

働く意義を追求する

生活を見直すことで、時間とお金にゆとりがでてきます。(もちろん将来への不安が消えるわけではありませんが。)

次はやりがいのある仕事にチャレンジしてみましょう。そのチャレンジは成功できるものとは限りませんが、必ず成長につながはずです。

もし、ある程度の資産があれば、転職や企業といったもっと大きなチャレンジもできるようになります。

大切な人生の時間を毎年2,000時間も費やし続けるのは、機会損失であるともいえます。転職までする必要がなくとも、今の職場で働く意義を追求しましょう。

着実に資産を積み上げつつ、年間2,000時間という労働時間は自分のために使うのです。

FIREを目指す

やりがい、成長、社会とのつながりが重要となるのは働くこと(労働)だけではありません。

実は、どんな活動にだって当てはまります。

“お金のために働かなくてはいけない状況”さえ脱することができれば、社会とのつながりのために働き続けても、成長を感じられる趣味の活動でも、やりがいのあるボランティア活動でもなんでも良いわけです。

“お金のために働かなくてはいけない状況を脱する”とは、経済的に自立するということです。

つまり、昨今流行りのFIRE(Financially Independence, Retire Early)という考えに至ります。

単に働きたく無いからFIREを目指すというのではありません。

生きがいのためにFIREするというのが健全であり、必要な考え方でしょう。

FIREとは何?という方は、是非下の記事も参考にしてみてください。

さいごに

今回は働く意味を考えてみました。

働く意義が重要ではあるものの、やはり、働かなくてはならない理由となる『お金』が課題です。

しかし、現代の日本においてはお金の為に働き続けると以下のような道を辿ることは明らかです。

  • 学生の頃は時間はあるけどお金がない
  • 社会人はお金は多少あるけど時間がない
  • 老後はお金も時間もあるけど元気がない

これは、社会全体の収入が上がらない構造的な問題が大きいのではないかと思います。

このような状況を打破するには、自らが働き方を変えていく必要がありますが、アメリカのように転職を繰り返してくという手もメリットがありません。

そこで、会社ではしっかりと経験を積みながら蓄財をし、30代や40代での早期退職の波に乗って新たな人生を歩む、というのが個人的な見解ではありますが、これからの潮流にも合っているのではないでしょうか。