【最短&最安!?】FP2級に合格するのに必要な勉強時間と学習法

FP資格は人気だけど、取得しただけでは「意味ない」ともいわれる資格。

とはいえ、お金に関しては体系的に理解しスキルを持っていることが重要。興味あることだけ勉強しているのでは抜け漏れが出るし、FP2級くらいの知識・スキルは持っておきたいですよね。

ただ、金融関係の業務経験が無い個人がFP2級を取得しようとする場合、受験資格としてFP3級の資格が必要になります。(日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了する方法もありますが、費用と時間がかかってしまいます。)

そこで、事実上FP2級を「最短」&「最安」で取得する方法がこちら

FP2級を「最短」&「最安」で取得する方法
  1. 受験できる一番近い日程でFP3級を受験し合格する(3ヶ月〜)
  2. 次の試験日程でFP2級を受験し合格する(4ヶ月)
  3. 費用は受験費用19,700円のみ(3級:8,000円+2級:11,700円)

筆者は上記のパターンで2022年5月にFP3級を取得し、2022年9月にFP2級を受験し合格、、の予定が学科試験で1点足りず不合格という結果に。。

結局、筆者自身は試験費用がもったいない(全然最短でも最安でもない)ことになってしまったわけですが、FP2級合格に必要な最低限の理解度や勉強時間を実感できました。

そこでこの記事では、最短で最安のパターンでFP2級を合格する方法について、自身の反省点も踏まえて紹介します。また、FP2級を取得した場合の今後の展開についてもあわせて紹介します。

FPは合格するだけでは意味がない。とはいえ、せっかく受験して不合格というのは一番もったい無い(←筆者。。)ので、ぜひ参考にしてください。

目次

FP2級を最速&最安で合格する手順

FP2級の受験資格は下記3つのいずれかに該当する者、とされています。

  • FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
  • 日本FP協会認定のAFP認定研修を修了した者(修了証明書の保持者)
  • 3級FP技能検定の合格者、金融渉外技能審査3級(旧審査試験)の合格者

まず1つめの「実務経験2年以上」は、個人的にFP試験を受験しようという方は対象外。

2つめにある「AFP認定研修」とは、日本FP協会認定の研修講座のことで、ファイナンシャル・プランニングに必要な倫理・コンプライアンスとライフプランや金融、保険など6つの専門分野にわたる知識を体系的に学習できるように構成されています。

3級FP技能検定に合格していない場合でも「AFP認定研修(基本課程)」を修了することで、2級FP技能検定の受検資格が得られますし、2級FP技能検定の試験対策講座として利用することもできるようです。

ただし、「期間は1ヶ月、費用は1万円から」とも紹介されていますが、FP3級に合格していない方が受講する対象となる課程は「基本課程」基本課程の場合は、安くても2,3万円はします。

そこで、最安でFP2級を取得するなら3つめ。FP3級を自力で取得してFP2級試験に挑む方法になります。

さらに最短でFP2級を取得するなら以下の手順となります。

FP2級を「最短」&「最安」で取得する方法
  1. 受験できる一番近い日程でFP3級を受験し合格する(3ヶ月〜)
  2. 次の試験日程でFP2級を受験し合格する(4ヶ月)
  3. 費用は受験費用19,700円のみ(3級:8,000円+2級:11,700円)

❶ FP3級を最速で受験し合格する

まずはFP2級受験資格であるFP3級を受験し合格しましょう。

FP3級の受験資格

FP3級の受験資格は

FP業務に従事している者、または従事しようとしている者

(FP業務とは、資産の設計・運用・管理およびこれらに係わる相談業務、コンサルティング業務をいいます)

ということで、誰でも受験可能です。

試験日程(試験日・受験申請期間・合格発表日)

FPの受験日程は3級も2級も毎年1月、5月、9月の3回と決まっています。

2022年度であれば以下の通り。

 試験日受検申請期間合格発表日
第1回2022年5月22日(日)3/10(木)~3/31(木)6月29日(水)
第2回2022年9月11日(日)7/5(火)~7/26(火)10月24日(月)
第3回2023年1月22日(日)11/8(火)~11/29(火)3月2日(木)
FP試験の日程

来年度も同じような日程感になります。

とりあえず、一番近い日程で3級を受験し合格を目指しましょう。

FP3級の合格率と勉強時間

もちろん、ただ受験するだけ合格できるわけではありませんが、FP3級の合格率はおよそ70%程度とかなり高いです。

また、受験申請期間から受験日までは1.5ヶ月程度あります。

FP3級であれば、受験申請をしてから試験対策をしても十分間に合います。

逆に、とりあえず勉強してからと受験自体を躊躇してしまうと2級取得も4ヶ月遅れてしまいます。

❷ FP2級を最短で受験する

FP3級の合格発表は試験からだいたい1ヶ月半くらい後。

無事FP3級を合格していれば、次の試験日程の受験申請期間の前にFP2級の受験資格を得ることができます。

最短でFP2級を取得するなら、FP3級と同じく受験申請期間から受験日までは1.5ヶ月程度。どれくらい勉強時間を確保できるか次第ですが、筆者の場合「FP2級の難易度だと1.5ヶ月は厳しかった」というのが実感です。

ただし、FP3級試験直後からちゃんと勉強していれば4ヶ月あり、十分な期間があるといえます。

❸ 費用は受験費用のみで済ませる

最安でFP資格を取得したいという場合は、教材費や講座を利用しないという手になります。

独学でFP2級を取得するのに必要な費用は

  • 3級の学科・実技試験費用(8,000円)
  • 2級の学科・実技試験費用(11,700円)

3級も受験しないといけないので、どうしても「受験費用」はかかります。

FP2級をどのように勉強するかは1番の課題であり、独学で大丈夫か?という心配もありますが、せっかく受験資格も得ているのですから先述の「AFP認定研修」を受講するのは、少し勿体無いですよね。

とはいっても、試験に合格できないとなると時間もお金ももったいないことになるので、ご自身の学習スタイルに合わせて必要なコスト(時間、お金)はかけましょう。

FP2級の勉強時間と勉強法

FP2級試験を独学で挑んだ場合の勉強時間の目安や勉強法について紹介します。

筆者は学科試験が1点足りずFP2級合格とはなりませんでしたが、逆にどの程度勉強する必要があるかという目安にはなるかと思います。

FP2級の試験結果

FP2級の難易度

FP2級の合格率は、FP3級保持が受験資格でありながら50%程度。

FPに関する概要を理解しているのと設問に答えられるようになるには大きな差(壁)があるという印象です。

FP3級の学科試験は「3択」なのに対し、FP2級は「4択」になります。

FP3級レベルの知識だと、4つの選択肢からから2つまでしか答えを絞れない。

そうなると、ざっくり正答率50%程度。

FP2級の合格基準は正答率60%なので、正答率を10%以上上げなくてはいけません。

「10%」と見るとなんかイケそうな気もしますが、TOEICでいえば100点スコアアップさせるということなので、それなりの勉強が必要です。

FP2級合格までの勉強時間

FP2級取得に必要な勉強時間は150〜300時間が目安といわれています。

1日2時間勉強する場合は、3〜5カ月程度かかる計算です。 3級よりも多くの勉強時間が必要とされています。

TOEICスコアを100点上げるなら200時間〜300時間が目安となるのでTOEICを受験したことがある方は実感しやすいかと思います。

FP2級の勉強方法と注意点

勉強時間も難易度もあくまで目安。個人によって異なるものでしょう。

ただ、FPの出題範囲は広範囲かつ、分野をまたがることも多いので、体系的に理解しておくことが重要。

何について問われているのか迷子になってしまいます。

今は、ネット上に無料でいろんな情報が出回っているので「情報量」としては十分。

一方で、自分にとって必要な情報を取捨選択できないと効率が悪くなってしまうので、独学の場合は注意が必要です。

カリキュラムに沿って学習を進められる講座などを受講する方が良いという方もいると思います。

ちなみに、筆者はFP試験用の学習内容は以下のとおり(※合格に十分な内容ではありません。。)

  1. YOUTUBEチャンネル(ほんださん/東大式FPチャンネルのFP完全講義)を倍速で視聴(試験1ヶ月前から20時間程度)
  2. FP2級ドットコムで学科試験の過去問対策(試験2,3週間前〜試験1週間前まで)
  3. 同じくFP2級ドットコムで実技試験の過去問対策(試験1週間前から)

ご自身でどれくらい時間確保し勉強できるか、という参考にしてみてください。

動画による学習法について

情報量としては無料で十分だと個人的には思いました。

動画だとテキストよりも理解しやすく効率も良いです。

デメリットといえば「あれ、これなんだったっけな?」というときに振り返るのが難しいこと。

「ある程度」理解した動画を見直すというのは、時間のロスが大きいです。動画を見直していると、勉強したつもりにはなりますが、ただ時間を消費しただけになっている場合も。

逆に、使い込んだテキストがあれば、試験当日でも付箋を貼っておけばピンポイントでサッと目を通すことができます。

一度動画で学習した後は、テキストを使うというのが良いかなと思いました。

学科試験の過去問対策

いくら内容を「理解」しても、過去問をやってみると結構解けない。

具体的な数字や条件の違いをどれだけ記憶として定着させるかが重要だと感じました。

筆者の場合、ここが弱かったというのが反省点です。

というのも、過去問は直近2回分しかできておらず、過去問で間違えた問題の復習も甘かったです。

過去問は1回1時間はかかる上、最初は正当率50%くらいなので間違えた問題の復習をするとそれなりの時間が数時間はかかってしまいます。

FP2級学科試験の過去問結果

一般的に「過去5回分くらいの過去問は実施しておく」とされていますので、それだけの時間を確保できるようにしておくと良いかと思います。

実技試験の過去問対策

試験1週間前から実技対策(過去問に取り組むだけ)をやりました。

時間がなかったのでギリギリになってますが、それでも実技は合格できました。

FP2級実技試験の過去問結果

学科の対策が十分であれば「実技試験対策は後回しで良い」というのは筆者の経験としても同じでした。

FP2級を取得した後

FP2級は、しっかり学科試験の過去問対策を実施しておけば独学でも十分に合格できると思っています。

ただ、それでFP2級の資格をとったところでどうするの?という点も考えておきたいところです。

もし最短&最安でFP1級まで取得したいという場合も参考になるかと思います。

実務→FP1級受験

FP2級くらいだと、WEB上での執筆や、他の資格や業務経験がある方なら、ファイナンシャルプランナーとしての側面を掛け合わせることで実務の幅を広げることができると思います。

さらに、FPとしての実務経験を積むことができればFP1級を目指すことができます。(FP1級の試験は重箱の隅をつつくような問題ばかりということなので、かなり難しいようですが。。)

この場合は、1年以上の実務経験が必要になります。(ただし、FP2級取得後の期間である必要はない)

AFP取得→FP1級受験

「実務経験」がネックになる場合、「AFP」を取得すればFP1級の受験資格を得ることができます。

AFPは、前述の通り「基本課程」を受講し修了すれば「FP2級」の受験資格を得ることができますが、これはAFP資格の認定条件にFP2級の資格が必要となるためです。

では、FP2級をすでに取得済みといった場合はどうすればよいか?というと「技能士課程」というコースが用意されています。

もちろん、AFPの研修を修了する必要がありますが、FP2級を持っていれば「1万円前後、1ヶ月程度」で受講できるAFP認定研修となっており、FP1級の受験資格を得られます。

事実上、最短&最安となるのルートはこちらになるかと思います。

まとめ

この記事では、FP2級を「最短」&「最安」で合格する方法について、筆者の経験をベースに紹介しました。

FP2級を「最短」&「最安」で取得する方法
  1. 受験できる一番近い日程でFP3級を受験し合格する(3ヶ月〜)
  2. 次の試験日程でFP2級を受験し合格する(4ヶ月)
  3. 費用は受験費用19,700円のみ(3級:8,000円+2級:11,700円)

どれだけ勉強時間を確保できるか、どれだけ効率よく学習できるかは、それぞれ事情が異なると思いますが、期間としては十分だと思います。

筆者のように「不合格になるというのが一番勿体無い」ですが、ハイスコアを目指す類のものでもないので、なるべくサクッと合格できるようにがんばりましょう。

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