アウトドア好きな方なら、暖かくなるとキャンプやバーベキューといったアウトドアを楽しみたくなりますよね。
ファミリーやソロでのキャンプが流行っていますが、
我が家では、
父親と子供だけのキャンプ(父子キャンプ)
を楽しんでいます!
もし、旦那さんはアウトドア派だけど、奥さんとしては虫とかはちょっと苦手、、、
というご家庭でしたら、検討してみてもよいのではないでしょうか?
この記事では、そんな父子キャンプのメリットや父子キャンプに必要な準備などについて紹介したいと思います。
父子キャンプとは?
父子キャンプとは、文字通り『父親と子供だけで行うキャンプスタイル』のことです。
逆に、母親と子供だけの母子キャンプでもOKです。
どんな家族が適している?
冒頭でも記載していますが、まず夫婦間でアウトドア派とインドア派に分かれているご家庭です。(我が家のケースです。)
また、夫婦ともにアウトドア好きだったけど、お子さんが出来てからはめっきり行かなくなってしまったというご家庭も多くいらっしゃるのではないかと思います。
というのも、ファミリー全員分のキャンプ道具を揃えるとなると全部の道具がファミリーサイズになり、出費は大きいし、とってもかさばりますよね。
夫婦二人なら気楽に出かけていたことが、家族総出でキャンプに行くとなると、準備や片付けが大変ですし、子供のことはいろいろ心配になるし、再開するきっかけがなくなってしまっているというこはないでしょうか?
一方で、子供がキャンプによって得る経験は学校や習い事などの日常生活では得難い貴重なものです。
これから、父子(母子)キャンプのメリットをそれぞれ紹介していきますので、ぜひご家庭で検討してみてもらいたいと思います。
父子(母子)キャンプのメリット
我が家のケースでは、父親と一人息子(当時4歳)でキャンプに行ったのが初めて、以降、ずっとこの父子スタイルのキャンプを楽しんでいます。
そんな経験を踏まえ、メリット整理してみました。
父親(キャンプに連れて行く親)
一人で子供の面倒を見るということで責任もありますが、その分、自分のしたいことや得意なことを中心にプランを立てることができ、キャンプを楽しみながら親子で絆を深めることができます。
私の場合は、釣りやカヤックが趣味でもあるので、湖のあるキャンプ場で釣りを教えたり、一緒にカヤックに乗ったりという機会を作ることができました。
母親(家で待つ側の親)
子育てや家事をしていると、たまには一人でゆっくりしたいと思うときがあると思います。
週末に旦那さんが子供を連れて出かけてくれても、夕方には帰ってきて、夕飯の支度と片付け、そして次の日は、またいつもの忙しい日々。
旦那さんと子供の夕飯もお風呂も次の日の朝ごはんも全部外で済ませてくれたら、時間を気にせず、やり残していることをやったり、思う存分ゆっくりする機会になります。
子供
父親と2人でお外に遊びにいくことに慣れている子であっても、母親がいないキャンプ場のテントで夜を明かすとなると、普段感じることのない不安や好奇心といった刺激を得ることができます。
その結果、ある程度の意識づけは必要なものの、母親がいないキャンプ生活は、あらゆることが自分事と認識でき、自律した行動を育む機会になります。
父子キャンプの楽しみ方
いわゆるキャンプの楽しみそのものですが、ここは父子キャンプを楽しむためのポイントに着目してみます。
食事
「料理自体を楽しむ」というのもありますが、結構時間がかかるもの。
キャンプ場は日が沈むのも早いですし、なるべく簡単な料理にしておくのがベターです。
オススメはなんといっても、鉄板焼きのステーキですね。
道中のスーパーなどで子供と食べたい食材を選んで買い物をするのも楽しいですよ。
あと、キャンプといえばカレーですが、最近はレトルトでおいしいものがたくさんあります。
パスタソースも同様ですが、レトルトで済ますと割り切ってしまうと時間をグッと節約できます。
防災用のストックを流用すると準備もいりません。
自然体験
自分たちで調理した料理を食べたり、テントで寝ること自体が非日常の体験なので、特別なことは不要です。
筆者は趣味が釣りやカヤックでしたので、自分の趣味を子供にも体験してもらうきっかけにもなりましたが、夜の星空観察やホタル観賞、ハイキングなど何かその地域ならではのものがあれば、チャレンジするのもよいと思います。
準備しておくこと
キャンプ道具
キャンプ道具は必要最低限揃えておきたいです。
もともと夫婦やソロ用で持っている方はファミリー用として買い直す必要はありません。
これからという方も少しずつ揃えていきましょう。
子供用のトラブル対策
キャンプ場で何かあっても大丈夫なように、下記のようなトラブル用の対策は万全にしておかなくてはなりません。
- 子供用の着替え
濡れたり、冷え込んだりした時のために、1日分以上は余分に持っておきましょう。 - 虫除け、虫刺され
アブやブヨといったやっかいな虫に刺されないよう、なるべく肌は露出しないようにして、首や手足にはしっかりと虫除けを塗っておきます。 - 水分補給
遊ぶのに夢中でつい水分補給を怠りがちになります。
熱中症にならないようこまめに水分補給できるよう、水筒やペットボトルは常備しましょう。 - 衛生管理
キャンプで衛生のことを気にしすぎると楽しめなくなってしまうこともあるのですが、普段以上に気にしておくべきことがあるのも確かです。
ハンドソープ、アルコール除菌、タオル、トイレットペーパーなどは確実に持参しましょう。
さいごに(こころがけておくこと、注意点)
最後に、父子キャンプを楽しく有意義なものにしていくための注意点についてです。
アルコールはガマン
夜の星空の下、焚き火をしながらお酒を飲むのは、キャンプの醍醐味の一つですよね。
ただ、子供が寝静まったからといっても、父子キャンプではアルコールは控えましょう。
もし、急に子供の調子が悪くなった時、子供を病院につれていけるのは自分だけですから。
子供をパートナーのように接する
1人で面倒を見なければいけないですし、何かあってはとアレコレ注意してしまうかもしれませんが、ここは子供の自律心を育むチャンスでもあります。
守るべきことや注意すべきことは伝えつつも、『一緒にキャンプ生活を成し遂げるパートナー』のように接し、本人の言動を尊重してあげると、ちょっと得意げになって普段はしない自分の身の回りのことや手伝いを率先してくれたりします。
そして、お家に帰ったら小さなことでもエピソードとして家族で共有しましょう。たった1日の体験ですが、一回り成長したように感じられると思います。