高機能・高性能になっていく家電ですが、ミニマリスト・シンプリストの我が家としては、そもそも必要な機能が限られるので新しい電化製品をそれほど必要になることがありません。
ですが、省エネという観点もあり、経済性や環境面にも配慮して新しい家電に買い換えていくことも重要!
そこで、重宝するのがアイリスオーヤマの製品などの、いわゆる「ジェネリック家電」。
「日々の使い方にあった機能」さえあれば、余計なコストやスペースも要りませんよね。
そこでこの記事では、日々の掃除機の使い方やメンテナンス(掃除機の掃除)、ランニングコストなどを考慮していく経緯と併せて、我が家で愛用しているアイリスオーヤマの掃除機「スティッククリーナー」について紹介したいと思います。
同じくスティックタイプの定番「マキタ」のコードレス掃除機や「ルンバ」などのロボット掃除機や人気のダイソンも比較検討していますので、参考にしてみてください。
ジェネリック家電のメリットと利用条件
まず”ジェネリック家電”とは何かというと、「大手家電メーカーの一世代前の技術を利用しながら、機能を絞ることで低価格を実現した家電商品」のことで、”ジェネリック医薬品”になぞらえた造語です。
メリットはズバリ、価格が安いことです。
そして機能がシンプルなので操作もシンプル。デザインもシンプルです。
ジェネリック家電の定番メーカはアイリスオーヤマ
最近いろんな家電で人気が出ているのが「アイリスオーヤマ」。現在のアイリスオーヤマはもはや大手のフルラインナップメーカといってもよいかもしれませんが、機能を厳選して低価格な商品展開をしています。
他のメーカとしては、山善(YAMAZEN)やフナイ(FUNAI)、オリオン、maxzenなどと聞けばイメージがつくのではないでしょうか。
ジェネリック家電を利用するときの条件
ジェネリック家電の場合、価格が安い分、機能が絞られていたり、あってもきめ細かい調整はできなかったりします。
では、どのように買うべきか判断するか?をミニマリスト・シンプリストの観点から紹介します。
家事やライフスタイルが洗練されて本当に必要な機能と不要な機能が明確になったとき、それに合致する製品が市場にあれば「買い」と判断しています。
このように条件があえば、自分のライフスタイルにあった必要最小限の家電を手に入れることができるので積極的に活用するのが賢いと思います。
そうでないと、やっぱりあの機能が必要だった、とか別の製品も追加で必要なんてことになってしまいますよね。
ミニマリストの家庭に合う掃除機は「軽量のスティックタイプ」
まず思い付くのは、スマートホーム家電の代名詞といえばルンバなどのお掃除ロボットですよね。
お掃除ロボットは設置スペースや価格がネック
よく『ルンバを使うことで床にものを置かなくなって部屋がすっきりした』なんてエピソードを聞きますが、ミニマルなシンプルライフを突き詰めると、最終的にルンバの設置スペース自体がじゃまになってきます。
ロボット掃除機本体が大きい(直径34cm×高さ10cm)というのもありますが、部屋がスッキリ洗練されるとお掃除ロボットの最大の特徴である「頭の良さ」が必要なくなってきます。そして、複数の部屋の間取りに対応するには上位機種が必要だったり、コストもかかってしまいます。
部屋の物が少なくなってくると、一番気になるメインのゴミは、フローリングに落ちた髪の毛だったりします。
これは、人間の目からすると一目でわかりますし、また、お風呂上がりのドライヤーの後、など、床が汚れる時間と場所がわかっているときは、そのあとにさっと吸い取るのが効率が良いです。
要は、取り回しが手軽であれば良いのです。
となると、ロボット掃除機ではなく、もちろんキャニスター型でもなくスティックタイプ一択になります。
スティック型のコードレスタイプで人気のdyson(ダイソン)は重くてオーバースペック
次に、スティック型のコードレスタイプで人気なのが、ダイソンの掃除機。
吸引力がウリですが、実際に家電量販店などで手に取ってみると、重いです。。。軽量なものでも2kg強あります。特にヘッド部分の構造がごつくて、持ち重りがするという感じです。
また、フローリングに落ちた髪の毛や衣服の繊維を吸うのには明らかにオーバースペックだと感じました。
そして、サイクロン式はダストボックスを掃除する手間が面倒です。そして掃除するまでの間はゴミが見えるというのもあまりよくないですね。頻繁にゴミが溜まって掃除するのも面倒ですし、なかなかいっぱいにならないからといって掃除しないのも見た目が悪いというジレンマです。
それでは、どんなタイプの掃除機が良いかというと、とにかく軽いのが理想です。そして紙パック式なら一杯になったら交換するだけ。これが一番スマートだという結論になりました。
おすすめはIRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ)の掃除機「極細軽量スティッククリーナー IC-SLDC8」
以上の内容を踏まえた掃除機でおすすめなのが、アイリスオーヤマの「極細軽量スティッククリーナー IC-SLDC8」です。
- 軽量最軽量(1.2kg)
- 紙パック式(付属の紙パックは25枚)
- コードレス&バッテリー駆動(連続稼働時間30分)
- 低価格(定価で10,000円を下回ります)
実際に使用した感想を紹介します。
実際の重量だけでなく、操作しているときの軽さも特徴
ヘッドの構造はシンプルで重心が持ち手の方にあるので、ずっと片方の手で操作していても負担を感じることがないです。
紙パックの交換頻度は1回/1ヶ月
我が家の場合、毎日使っていますが、換頻度は月1回くらいです。
本体購入時に25枚ついてきますので当分買い足す必要はありませんし、追加の紙パックも400円くらいでネットで買えますので、メンテナンスの時間やランニングコストはほぼないです。
バッテリーの持ちは実質20分程度
80平米弱の3LDKの部屋をまわるのに実際10分くらいで、バッテリーの持ちは十分です。
経年によるバッテリーの劣化については未検証ですが、1年弱しようしている現在のところ下手てきた様子はありません。掃除機や洗濯機などモータ駆動系の家電はもともと寿命は期待できませんし、バッテリーの調子が悪くなってくれば買い直せばよいと割り切れる価格です。
「マキタ」のコードレス掃除機との比較
同じスティックタイプのコードレス掃除機の定番といえば「マキタ」の製品。
マキタのコードレス掃除機も「紙パック式」を選べば条件はほぼ同じです。
違いとなるのは「価格」と「重量」、あと「デザイン」。
まず、「価格」についてはバッテリ容量を抑えればマキタの方が数千円安く手に入ります。
ただ「重量」はマキタは1.56 kgとアイリスオーヤマより300g程度重く、デザインもちょっと野暮ったい印象(←主観ですが)。
我が家は「デザイン」>「重量」>「価格」という基準でアイリスオーヤマを選びました。
さいごに
今回はジェネリック家電のアイリスオーヤマの掃除機を紹介しました。
ミニマリストの家電として検討してみてはいかがでしょうか。