【子供用のiPad】買って良かったことと注意点! 小学生高学年なら適齢期?

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子供に”スマホ”や”タブレット端末”などのデジタルデバイスを初めて与えるタイミングって悩みどころですよね。

スマホやネット依存による健康被害や学習能力低下、SNS上での誹謗中傷やいじめ、金銭トラブル、…etc、ネガティブな要素を挙げればキリがないくらいで、良くないことのようにも思えてきます。

とはいっても、今の子はデジタル機器を使うことが『当たり前』の環境で育っている、いわゆる“デジタル世代”

小学校でもタブレット端末を使って授業をすることもあったり、プログラミングも必修化されたり、時代の流れを考えると、家庭内だけデジタル環境から子供を隔離していても、意味はないのかもしれません。

ということで、我が家では小学校高学年になった子供に専用のiPadをプレゼントしてみました。

今のところ、『まぁ良くも悪くもあるな…。』という状況ですが、iPadを選んだことは正解。与えるタイミングとしても妥当ではないかと思っています。

そこで今回は、子供に与えるデジタルデバイスとしてiPadが良い理由と気をつけておく点について紹介したいと思います。

小学生のお子さんがいるご家庭や子供にタブレットなどのデジタル端末ってどうなの?という方の参考になればと思います。

目次

iPadが子供のデジタルデバイスに最適な理由

まず最初に、数あるデジタル機器のなかでiPadを選んだ理由と実際に感じたメリットを紹介します。

  1. 機能制限(ペアレンタルコントロール)を細かく設定できる
  2. 品質が高く、リセールバリューも高い
  3. 経験を他の機器(スマホやパソコン)に引き継ぐことができる

機能制限(ペアレンタルコントロール)を細かく設定できる

デジタル端末を子供に持たせる場合、特に心配になるのは『ゲームや動画への依存』『ネット上のトラブル』だと思います。

このような問題について、iPadの製造元のアップル社は対策にしっかり力を入れて、

  • YOUTUBEを見るのは22時まで制限する
  • アプリのインストールやアプリ内での課金を許可しない
  • 成人向け Web サイトを制限

などなど、iPadでは機能ごとに細かい制限をかけることができます。

このような親が子供のデジタル機器の利用を監視し、機能を制限することは『ペアレンタルコントロール』といいます。

詳しくはアップルの公式サイトで確認できますが、iPadやiPhoneでは、スクリーンタイムの「コンテンツとプライバシーの制限」を使うことでかなり細かな設定ができることを確認できます。

この機能制限がどれくらい細かく・容易にできるかどうかは重要です。

また、スマホやPCでもなくタブレット端末というのも大きなポイント。

スマホだと完全にパーソナルな端末になってしまい、例え機能を制限していても完全に目の届かない場所で操作できてしまうので、何をしているのかを親から把握しにくくなってしまいます。

一方、パソコンは自由度が高く機能を制限すること自体が難しいです。

品質が高く、リセールバリューも高い

今更感はありますが、誕生から9世代目にもなるiPadは機能とデザインを追求したシンプルなハード・ソフトで構成され、無駄が無いですよね。

アップルはサポートもしっかりしていて故障などのトラブルに見舞われるるような事は聞いたことがありません。

そして、アップルのブランド力もあり、リセールも効きます。

もし、『やっぱりiPadのようなタブレット端末は不要だった…』といった場合でもある程度は費用回収できるというのは安心ですよね。

経験を他の機器(スマホやパソコン)に引き継ぐことができる

最初のうちはタブレット端末が適しているとしても、すぐにスマホを持つようになるし、次第にパソコンを扱うようにもなるでしょう。

いずれ次の世代のiPadに買い替えるときや、スマホ(iPhone)やパソコン(Mac)に変更するときでもiPadでの経験(データ)を共有したり、そっくり引き継いでいくことが可能です。

子供にiPadを与えるときの注意点

文章を書いたり、調べ物をしたり、デザインをしたり、音楽を作ったり、大概のことはiPadのデフォルトの機能でできますし、操作を調べることなくても触っているうちに覚えることができます

そして、専用のアプリをダウンロードすれば可能性は無限大で、遊びでも学習用のツールとしてでもiPad1台で1石何丁にだってなります。

が、単に渡すだけでは、時間の許す限りYOUTUBEを見続けてしまうというのが関の山です。

こうなってしまってはデジタル機器の負の側面が強くなってしまうし、放っておくと対処も難しくなってしまいます。

大人だってすぐにスマホ依存に陥っていまいます。

そこで、実際にiPadを子供に使わせてみて感じた点や改善点を紹介します。

適齢期は小学生高学年以上

せっかくiPadのような便利なデジタルツールがあっても、本人が与えられたことをするだけの能力しかなければ、ネット上から無限におすすめされる動画コンテンツや広告の餌食になるだけです

自分で何か実現したいことや工夫したいこと、知りたいことに対して、iPadをツールとして活用できるようになるには小学生高学年以上ではないと難しいのではないでしょうか。

一方で、デジタル世代として早いうちからデジタルデバイスをツールとして活用していく経験も大事でしょう。

両面から考えると小学生高学年あたりが適齢期かなと判断しました。

親からの補助が何より大事

YOUTUBEで好きな動画を見るというのは恐ろしいほど自然にできるようになります。。

でも、それ以外に何ができるかわからないし、想像もできないというのは仕方が無いことでしょう。

そこで、何ができるかといえば、親がきっかけとなるお題を与えてあげることです。

  • 今度行ってみたいところの計画や行程を立てさせてみる(段取り力)
  • 過去に創作した工作物をプログラミング化してみる(論理的思考力)

どちらの例も、ポイントは『本人が想像したことをiPadを使って具現化する』ということにあります。

単に、教育系のアプリをやらせるというのでは、結局受け身になってしまいますし、本人がツールを活用できるようになるわけではありません。

コミュニケーションを取りながら、調べさせたり、メモさせたり、描かせたりすれば使い方はすぐに覚えてしまいます。

いきなり完成することは難しいですが、一通り経験すれば、あとは定期的にお題だけ与えてあげるだけでiPadをツールとした創造力と問題解決力が身に付いてきます

iPadの選び方と買い方

最後に、これからiPadを購入しようという場合の選び方と買い方を紹介します。

現在のiPadのラインナップは、以下の4タイプがあります。

  • iPad Pro
  • iPad Air
  • iPad
  • iPad mini

アップルの公式サイトではiPad全モデルを比較したり、さらに詳しく仕様を確認することができます。

が、選びはじめたら、”せっかくだし”、”後で困らないように”といって必要以上のものを買ってしまいがちです。

小学生なら通常のiPadで十分

通常のiPadと迷うのは iPad Air 。iPad Air の場合は、Apple Pencilの第2世代に対応していて、iPadだと第1世代しか対応していません。

しかし、機種本体の価格差とApple Pencilの価格差を合わせれば4万円近くなります。

4万円はちょうどiPadもう1台という金額です。

小学生や中学生が初めて自分専用のデジタル機器を持つということであれば、素のiPadで十分だと思っています。

(自分用のiPadであれば予算の限りとことんこだわっても良いでしょうけど)

容量は多い方が良いかもしれませんが、最初は64GBの最小容量で困ることもないのではないかと思います。

もし容量に困ったりスペックが物足り無いという状況になったら、買い換えれば良いのです。

使っていたiPadはアップルの下取りに出せますし、メルカリなんかでも買い手がつかないなんてことは絶対にありません。

オンラインならアップルの公式サイトで購入

オンラインで購入する際の注意点は、定価より割高で売っている場合がある点です。

特に、品薄になっている時期など、びっくりするほど高騰してるときがあります。中古品でもなければ、市場でアップル製品の新品が安くなるということはほぼないので、アップルの公式サイトで購入するのが安心です。

それと、アマゾンの場合は販売元がアップル公式のページがあります。

アマゾンポイントがついたり、溜まったポイントを使えるので若干お得です。

注意点としては、アップル公式といってもアマゾン上では品切れになることもあることですかね。

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