TOEICスコアで一番コスパが良いのは、800点台になることです!
【社会人にTOEICなんて意味ない?】効率的にスコアを上げるメリットと方法という記事では社会人のTOEICの取り組み方を紹介しました。
この記事では社会人の目標としてTOEICスコア800点を目指すのが妥当な理由について紹介します。
その理由とは以下の3点。
- 社会的な優位性が得られる
- 勉強すれば現実的に手が届くレベル
- TOEICの勉強を卒業して実生活で英語を使う基礎になる
また、記事後半ではTOEICスコア700点前後だった段階から800点越えまでに実施した勉強法についても解説していきます。
筆者は理系大学生時代に初めて受けたTOEICが400点台。その後、社会人になってから600点をクリアし、ココ1、2年で改めて英語学習を始めて730点、目標の800点とスコアを伸ばしてきました。
まだ700点未満という方は、ぜひ目標スコア700点編をご覧になってみてください。
社会人はTOEIC 800点を目標におくのが良い3つの理由
大抵の企業では求人の基準にTOEICのスコアがあります。
また、社内の昇格条件に採用していたりもしますね。
600点あれば一応履歴書に書けますが、特別アピールになることはありませんし、相手によってはマイナスのイメージを与えてしまうかもしれません。
職種や企業によりますが、外資系企業や英語が必須となる専門部門を除けば、730点以上あれば国内の企業では通用するのではないかと思います。
しかし、社会人の目標はあえて800点としたいところです。
その理由は以下の3点。
- 社会的な優位性が得られる
- 勉強すれば現実的に手が届くレベル
- TOEICの勉強を卒業して実生活で英語を使う基礎になる
TOEIC 800点を目標にする理由1:社会的な優位性が得られる
TOEICは、知名度が抜群ですのでスコアによってその人のスキルや人柄まで勝手に推測されてしまいます。
日常的に英語を使う職場ではない場合、TOEICスコアが800点もあれば英語のスキルがあると認識してもらえます。
TOEICスコア800点は上位15%くらい
800点を超えておくとステージが1段あがります。
(ちなみに700点台だと25%くらいです。)
もちろん上には上がいるのですが、それ以上のスコアは、帰国子女だったり毎日ビジネスで英語を使っている人たちの領域です。この土俵で頑張るメリットはありません。
日常で英語を使わない環境にいる方にとっては、800点はそれなりに高い目標です。
実際に達成できれば、自分に自信を持つことができると思います。
TOEIC 800点を目標にする理由2:勉強すれば現実的に手が届くレベル
700点前後のスコアを取れている状態でれば、ある程度勉強法が身についていて、課題も見えている状況ではないでしょうか?
今なら、課題に対して取り組むことで着実にスコアを上げられる段階です。ちゃんと課題に対して対策を打てば、これまでと同じようにスコアアップできる余地が十分にあります。
TOEIC 800点を目標にする理由3:TOEICの勉強を卒業して実生活で英語を使う基礎になる
正直「TOEICスコア800点の実際の英語スキルはたいしたことない」です。
一般的に、TOEICスコア800点と言えば、かなり英語が出来る人という印象です。
ですが、TOEIC向けの勉強だけでスコアを伸ばしてきたのであれば、ネイティブの英語なんて聞き取れないし、英語でコミュニケーションなんてままならないというのが本当の実力です。
ただ、英字新聞をなんとなく読むことはできるようになりますし、TEDのような英語のスピーチなら多少ついて行けるようになります。
つまり、生活に英語環境を取り入れる下地は整ってきたということです。
なので、TOEICは800点までがんばって勉強したらあとは卒業してしまうというのが、ちょうど良いと考えています。
TOEICスコア700点台の課題と対策
それでは、スコア700点台から800点に到達する方法について自身の経験を踏まえて紹介したいと思います。
シンプルに考えると、TOEICスコア800点台に到達するには、
- リスニングスコア400点以上
- リーディングスコア400点以上
というスコアが必要です。
そして、リスニング・リーディングのどちらか400点にスコアが足りていない方が今の弱点ということです。(私はリスニングの調子に波があり、スコアが伸びない時がありました。)
リスニングパートの課題と対策
問題文の先読みとかテクニック的なところはすでに実施していると思いますので、小手先でこれ以上スコアアップするのは難しいです。
では何が課題かというと、単純にどうしても聞き取れないところがある。ということだと思います。
これは当たり前の話なのですが、TOEICの問題は、話し手の意図を推測したり知識を問われたりすることはありません。「ただ英語が聞き取れてるのならば正解できるもの」です。
ですので、対策としてはシンプルに、公式問題集のリスニングパートを音読、シャドーイングして徹底的に耳を鍛えること、コレに尽きます。
ただ、900点以上を狙いに行くわけではありませんので、網羅的に勉強範囲を広げたり重箱の隅をつつくような難しいところに手をだしてはいけません。
自身のスコアシートの中で、一番伸び代が大きいパートや設問形式から集中的に補っていくように取り組みましょう。そうすれば次回の公開テスト以降、結果から学習の効果を図るPDCAを回せます。
筆者の場合は、通勤時間や家で何か別のことをして過ごしている時もAirPodsをつけてリスニングをしていました。
慣れてきたら1.2倍速やできれば1.5倍速くらいで聴くようにしてみましょう。(実際の英会話のスピードに近いのがこのくらいだと思います。)
このスピードに慣れておくと、試験目的ではない生の英語に触れる際にもついていきやすいですし、TOEICの音声自体はかなり聞き取りやすくなっていると思います。
リーディングパートの課題と対策
全体を通してPart7までなんとか解き終わるかどうか、という感じではないでしょうか。
ここで、まず公式問題集を時間制限を設けずに解きなおしてみましょう。時間通りに解いたときより大幅にスコアが上がるようなら、速読が弱点と考えられます。
また、それほどスコアに変わりがないようであれば、品詞分解や構文理解ができていないところがあると言えますので、精読が弱点と考えられます。
どちらにしても、公式問題集のリーディングパートを音読して精読&速読の力を上げていきましょう。
考え方とやり方はリスニングと同様で、スコアシートから一番伸び代があるところを特定して、集中的に精読&速読を繰り返しレベルアップを図ります。
リーディングパート400点の一つの目安としては、リスニングのナレーションくらいのスピードで読み続けられることです。
これで、ただひたすら問題文を読んでは解答するという方法で時間内に解き切れるというペースになると思います。
さいごに
独学でここまで到達できているなら、リスニングもリーディングも基本的にやることは700点までにやってきたことと同じです。シンプルに800点を目指せば絶対到達できます!
公式問題集を使い倒して、TOEIC用の勉強を卒業するつもりでがんばってみましょう!
もし、『あと100点で伸び悩んでいる、、、』というのであれば効率良くスタディサプリのTOEIC対策用を活用するのもアリです!
自分にどんな勉強が必要かを考えることもなく、TOEICに必要で自分に足りない要素を補っていくことができます。
7日間無料体験もありますし今なら割引特典があるようです。登録はこちらから→スタディサプリ ENGLISH まずは無料体験!