【通信費の節約】家族みんなで最安を目指す「考え方」と「方法」

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手っ取り早く家計の見直しが出来、且つ効果も大きい費目が通信費

ただ、できる限り格安のプランにも入ってるし、もう削るところは無いという方も多いのでは無いでしょうか。

それでも、

  • 5G対応や動画コンテンツの増加など、一人当たりのデータ通信使用量は年々増加傾向
  • 国内の大手通信3キャリアの2023年3月期の各社営業利益は1兆円超
  • 今後、通信プランの料金体系が上昇転換する可能

といった状況です。

個人単体で考えると削るところはなくても、視点を変えてみると手段は無くはないし、依然として効果は大きいものです。

そこで、この記事では通信費を節約する「考え方」を整理した上で、具体的な「方法」を我が家の事例など交えて紹介したいと思います。

観点としては、

  1. まず、個人としての「スマホとのつきあい方」を見直す
  2. 家族や固定/モバイル通信など面で見た全体を最適化する
  3. 時間軸で見た更新費用を平準化を図る

になります。

我が家では家族全員(夫婦、子、両親)がスマホを所有、家にはインターネット光回線を引いていますが、通信料金は月額1人1,000円で済ませています。

目次

通信費を節約する考え方と3つの観点

単純に通信費を安く済ませる方法は、

  • なるべく安くスマホをゲット
  • なるべく安い料金プランに入る

ということに尽きます。

スマホ自体の使用頻度が少なく、低容量のプランであれば月額1,000円程度にすることも可能でしょう。

ただ、家族がいたり、家庭内にネットワーク通信環境(有線/無線)を設けるなどすると、単体としての費用を比較検討し突き詰めていっても労力の割に効果は出にくくなってきます。

むしろ、通信品質の低下や通信接続障害などのトラブルといったリスクも許容しなくてはなりません。

その上で、家計として通信費を抑えるには、

通信費 = 「家族人数分のスマホの通信費」 + 「住居のインターネット回線費」 + 「機器の更新費」

の組み合わせを考慮する必要があります。

というわけで、

通信回線全体で考えて、トータルの費用を安くなるようにすること

が重要になってきます。

以上を踏まえると、通信費の節約には以下の3つの観点が必要になってきます。

  1. まず、個人としての「スマホとのつきあい方」を見直す
  2. 家族や固定/モバイル通信など面で見た全体を最適化する
  3. 時間軸で見た更新費用を平準化を図る

それぞれを解説していきます。

❶ まず、個人としての「スマホとのつきあい方」を見直す

「できるだけ使用量を多く」&「できるだけ安く」と考えていては際限がありませんし、プラン自体の値上げやコンテンツの肥大化によってジリジリと費用は上がってしまうものです。

ではどう考えるかというと、

通信費の節約よりも通信量のデトックスを目的にする

個人としては、「脱スマホの習慣化」を常に念頭に置くのが生活の質(経済的のみでなく、心身の健康上や、時間の有効活用として)の向上につながります。

これはこの記事で期待される内容ではないことは承知の上ですが、

「いかに安いプランにするかを考えるより、まずは適正な使用量に抑えましょう」

ということです。

ダイエットで例えるなら、あれこれと提唱されているダイエット方法を試し続けるより、カロリー摂取/消費量を適正化することが本質というのと同じ。

供給過多の日本においては、何気なく普通に生活していればどうしてもカロリーは過剰摂取になります。通信データも同じで、普段使っている量を適正と考えていては、どんどん肥大化していくものでしょう。

実際、かなりの部分は惰性で使っている部分も多いのでは無いでしょうか。(水や電気といった資源とはまた違いますが、時間を浪費していると考えると意識が変わってくるかもしれません。)

普段の使用量に合ったプランを選んでいてはややオーバー。世間一般よりも通信量は少ない方が健全と考えます。

❷ 家族(親、配偶者、子)みんなで全体で最適化を図る

自分の適正なスマホ使用量に抑えることができたのであれば、各社の通信料金プランの価格差自体はもうそれほど大きなインパクトは無いかもしれません。

そうなれば、家族や家のインターネット回線を含めた全体の最適化を図り、柔軟にキャリアやプランを乗り換えていきましょう。

家族割を使う

家族回線の割引があれば、家族人数分の効果があるので個人の通信料を突き詰めていくより圧倒的に効果的。

プランによって別居している家族でも「家族割」の適用ができるものもあります。

ポイントは、

家族割が最も有効に使えるキャリア/プランに”自分が”乗り換えるということです。

特に親の世代は無駄に多額の使用量を支払っているケースもありますので、一緒に見直してあげると良いかもしれません。

インターネット回線の同時契約による割引を使う

家のインターネット回線(主に光回線)をスマホの通信とセットで契約すればスマホの家族割と同様に料金の割引を受けられるプラン(おうち割といった名称)があります。

また、家のインターネット通信環境を充実させることで家族それぞれのスマホ通信量の引き下げが可能性になる場合もあります。

ただし、家族割とおうち割は併用できない(できても家族割は副回線のみ、おうち割は主回線のみ適用)といったケースがありますので、要注意です。

❸ 時間軸で見た更新費用を平準化を図る

その時は安い料金であっても、時間が経てば市場の料金体系や家族の通信使用環境は変わってくるものです。

キャリアやプランを定期的に乗り換える

通信業界は常にシェアの奪い合いなので、乗り換えした方が割引やキャッシュバックによる恩恵を受けやすい構造になっています。

通信量や料金、スマホの使用環境に依存していない方が、キャリアやプランの乗り換えは容易で、長く使い続けているほど、乗り換えの障壁は大きくなります。

キャッシュバックを受けつつ、解約金を支払わない程度に乗り換えしていくのが最も効果的では無いでしょうか。

スマホや機器の切り替え周期をずらす

円安や資源高の影響でスマホ自体の価格も高騰していますので、せっかく通信料金を安く抑えても、端末の分割購入代金の割合が大きければ月々の支払額は思ったほど安くならないかもしれません。

我が家も、親の通信費は4〜5,000円くらいというので、なぜそんなに高いのかと思ったら、端末の割賦代金が請求額の半分を占めていました。。

ただ、ここ数年でスマホの性能は一般的な使用用途で考えれば完全にオーバースペックになっています。(一方で、重くて、大きくて、高額になるばかり。)

1世代どころか2世代、3世代前の端末でも性能は十分です。

「最新機種に乗り換える」というサイクルを繰り返していると、割賦代金が乗っている状態が当たり前のように感じてしまいます。

一括支払いでも痛手にならない程度の旧モデル品や中古の端末を購入するなどして、市場のサイクルからずらしていくことで割賦代金をなるべく無くしていきましょう。

通信費の節約手順と我が家の事例

先に紹介した観点に従って、具体的なプランと料金について我が家(夫婦、子供1人、それぞれの両親 計7人)の場合の事例も含め紹介します。

我が家は住居のインターネット通信回線を含めて各自1000円/月程度を目安としています。

その時点での料金体系や各家庭における使用環境によってケースバイケースになりますので、最安を保証するものではありません。

自分(主回線)のプラン

ワイモバイルのシンプルSプラン(3G)で2,178円/月(2023年時点)。

  • 家の中で過ごす際は光通信回線を使用するためモバイル通信は使用しない。
  • 外出中はwifiが繋がる時以外動画コンテンツを視聴しない。(電車での移動中は本を読む時間に充てています。)
  • 通話はLINEなどのインターネット回線を使用した通話メイン。

こんな感じの使用状況だと月3Gで済んでいます。

家族(副回線)のプランと家族割の活用

ワイモバイルの場合、家族1人当たり1,188円程度割引(2023年時点。ただし、対象プランによる)になります。

家族も動画系のコンテンツは家のテレビやタブレット、PCで視聴するようにしていますし、子供はまだスマホを学校に持ち込む年代では無いので、みんなシンプルSプランです。

ワイモバイルは同居以外の家族も家族割を使えるので、妻、子供、自分と妻の両親全員は990円/月(2023年時点)

インターネット回線の見直し

Yモバイルならソフトバンク光をセットにすることでおうち割も適用できます。(ただし家族割との併用はできないので、主回線分のみが1,100円安くなります。)

これで、主回線も1,078円/月

ただし、集合住宅の場合でもソフトバンク光の通常料金は4,180円/月で結構高額になります。

乗り換えなどのキャッシュバックのキャンペーンを上手に活用すると実質2,000円/月程度まで低減できますので、十分に検討の余地があります。

ソフトバンク光を扱う代理店が複数社ありますので、各社のキャンペーンを確認する必要があります。

我が家の場合は、すでにソフトバンク光(通常料金)で、一旦NURO光forマンション(2,090円/月)にする方がお得だったのでこちらに乗り換えました。(おうち割はないけど、通常料金が下がる)

さらに、

  • 初期費用と工事費は割引とセットで実質無料。
  • ONU(光回線終端装置、兼ルーター端末)も無料レンタル。
  • さらに、キャッシュバックが数万円。

ブログなどでASPと契約していれば「セルフバック」という仕組みで数千円の報酬をいただくこともできました。

ゆくゆくはまたソフトバンク光に乗り換える予定(その時の料金体系やキャンペーン次第)でいます。

スマホ機器の更新

先述していますが、スマホの性能はもう十分。

子供や親世代にはお下がり(お上がり?)を渡したり、下取り(リセール)を活用しつつも、新機種より型落ち品を機種変して割賦代金を無くしてきています。

以上により、通信料は家族みんなで各自1,000円/月程度に落ち着きました。

まとめ

この記事では、通信費の節約の考え方とその方法について我が家の事例も踏まえ紹介しました。

我が家の例では、大体家族みんなが各自1,000円/月になるくらいを目安にしています。

使用量や使用料はどれくらいが適正か?というのは各自のライフスタイルによるところではありますが、情報過多の時代に「できる限り安く、使いたいだけ」よりも「適正な量を適正な価格で」という考え方が参考になればと思います。

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