【サラリーマンの資産運用】将来の資産を守る方法と始め方!

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日本では資産運用をしている世帯はまだまだ少ないようです。

我が家は余剰資金から資産運用を本格化するようになってから、毎年給与収入の数%程度の不労所得として得るようになりました。

本業の給与収入がある今は、投資で得たお金は全額再投資していますので目に見えて資産が増えていくように運用効果を実感しています。

それでも、将来の増税やインフレなどの可能性を想定すると資産価値としてはトントンくらいかもしれませんよね。

ということは、将来の資産を守るという観点でも今後はある程度の資産運用は必要になってくるのではないでしょうか。

そこで今回は、サラリーマン世帯の我が家が資産運用をはじめた理由と我が家の投資スタイルについて紹介したいと思います。

目次

資産運用とは?

説明するまでもありませんが、資産運用とは資産を株式や不動産などに投資して増やすことです。

何より重要なのは、資産運用はメリットもあれば絶対にデメリットもあるということを理解しておくことです。

資産運用のメリット

  • 持っているお金を増やせる可能性がある。
  • 金利により不労所得を得ることができる。

資産運用のデメリット

  • 元本割れしてお金が減る可能性がある。
  • 運用に関する知識や手続きが必要となる。

一般的に知識や手続きがデメリットと言われているので書きましたが、必要なことであるので、本来デメリットではありませんね。ただ最初に手間と時間が必要ということです。

サラリーマン家庭が資産運用をはじめた理由

このページにたどり着いたみなさんは資産運用にご興味がある方だと思いますが、最近『資産運用』と言うキーワードをよく目(耳)にしますよね?

日本の政府も『貯蓄から投資へ』というスローガンで推奨している状況です。さらにビジネスも絡んで、やたら宣伝が多いということもありますが、、、。

では、一体なぜ『最近』見聞きするようになったのでしょうか?

昔の『資産運用』は一部のお金持ちがさらに資産を増やすためのもの

高度成長期が終わった直後の1974年時点の金利は年利8%。80年代半ばに利率は下がっていきますが、バブル経済の80年代末に再び利率が跳ね上がり、90年には6.33%まで上がりました。

8%とは、貯金が10年後に2倍になるという金利です。今では信じられないですよね!?

運用しようと思えば今よりもっとイージーにできたはずですが、そこまでしなくても安泰だったということです。もちろん一部のお金持ちの方には盛んではありました。

昔は、一部のお金が余っている人が『資産運用すれば、さらに儲かる』というものだったと言えます。

今後の『資産運用』は、減っていく資産を守るためのもの

日本は今後も少子高齢化が進み、労働生産性が下がっていくことは必然です。また、世界的に市場経済の先行きが不透明ですし、年金の受給開始年齢は上がっていくことになるでしょう。

老後の2,000万円問題といったように、現代の『資産運用』の根底にあるのは、全体的に低下していく収入を補っていくことが目的にあります。

つまり、収入の少ない層も含めて全員が取り組まなけらばなりません。

現代の資産運用は、全員が『減っていく資産を守るため』というものです。

終身雇用も年功序列の給与形態も無くなっていくサラリーマンにとっては、資産運用は必須なのではと考えたわけです。

資産を運用するために必要な考え方

先ほどのメリット・デメリット、資産運用する理由を理解した上で、抑えておく原則とそこから見えてくる投資方法があります。

資産運用の原則①:複利の効果は絶大

相対性理論を生み出した20世紀最大の物理学者とも言われるアインシュタインが「人類最大の発明」と言ったものが複利の効果です。

資産運用はリスクも存在するのが前提である以上、この複利の効果を最大限に活用していくのがポイントです

資産運用の原則②:リスクを分散する

いつの時代も『これさえしておけば、あとはほったらかしでOK!』といった宣伝文句がありますが、10年後、いえ5年後ですら世界市場がどうなっているかなんてわかりません。みなさんも5年前に今の現状を予想できていた方なんていないですよね?

何か一つの選択肢に決め切るというのはリスクが高いですし、それを長期間続けるというのも更にリスクが増大します。

資産運用のリスクは無くせませんが、分散することで低減することはできます。これも押さえておくべき鉄則です!

資産を守りながら増やす投資の考え方とは

先ほどの原則①②よりシンプルで簡単な投資方法が見出せます。

それは、資産を都度再配分、再投資してリスクを抑えながら複利の効果を得ること』です。

というのも、複利の効果は、定期預金のように一度決めたら10年固定などとする必要はありません。

例えば、国内の株式投資の場合は長くて半年すれば配当金が得られます。そして得られた配当金を使ってしまわずに再投資に充てれば複利の効果は生まれます。

市場の変動に合わせて好調な配分して利息含めて効果を得たら、次に好調なところへ資産を配分していくというのがリスクを分散しながら資産を増やしていくコツになります。

資産運用を始めるのにおすすめの投資方法は『株式投資』

それでは、具体的に何に投資していけばよいのでしょうか?

サラリーマンの方におすすめは株式投資です。株式投資はリスクが大きい類と言えますが、どんな投資にも少なからずリスクがあります。

それでも資産運用は必要なのだからこそ、株式が良いという理由があります。

株式投資をおすすめする理由①:株式市場は当面は成長していく

現時点まで世界の株式市場の中心である米国株式市場の歴史を見ると、1920年代からの長期チャートでは、何度かの「暴落」はあるものの全体としては大きく上昇し続けています。

IMF(国際通貨基金)の見通しでは、コロナの影響で2020年の世界経済の成長率(実質GDP伸び率)こそマイナスになっていますが、21年はプラスに反転していくという見通しです。

これは、株式は得する人がいればその分を損をする人がいるという世界ではないということです。

株式投資をおすすめする理由②:株式は流動性が高い

流動性」とは、言い換えれば「買いたいときにいつでも買える、売りたいときにいつでも売れるかどうか」ということです。

証券取引所が開いている時間であればいつでも売却して換金できますし、状況に応じて資産の配分を変更したり銘柄をスイッチしたりということが簡単にネットで取引できます。

これらは為替や不動産ではそうはいきません。

株式投資による増やし方の3ステップ

これまでの内容を踏まえ、我が家の投資スタイルを紹介したいと思います。

今のところ、上手く運用できていると思っていますが、お金が増えることを保証するものではありませんので、ご自身の経済状況などに置き換え考え方を参考にしてもらえればと思います。

ステップ①:まずは低リスク、高配当の銘柄を買って不労所得を得る

ステップ①:まずは低リスク、高配当の銘柄を買って不労所得を得る

日本に住んでいる以上、日本株は市場の動向など把握しやすく情報も豊富なので、最初に投資してみるのにおすすめです。

銘柄は、配当が出る企業で、比較的大手で業績も安定しているところがよいでしょう。

まずは株式市場に自分のアンテナを一本立てるつもりで持ってみましょう。

ドル・コスト平均法でリスクを時間分散積み立て投資

最初は多くの銘柄を買うことはできませんので、どうしても銘柄が偏ってしまいます。

そこで、ドル・コスト平均法とは定期的に定額で株式を購入していく投資手法で、リスクを分散しながらコツコツと資産を増やしていくきましょう。

大手の高配当株を3社くらいに分散投資

1銘柄では市場全体が上昇/下降しているのか?その業種が上昇/下降しているのか?それともその企業単体が上昇/下降しているのか?がわかりにくいです。

そこで、異なる業種を少なくとも3種類(例えば商社や通信など)を持つようにします。

3点のアンテナが立てられれば国内市場を『面』で見れるようになり視野が広くなります。

日本株を保有していれば、毎年2回配当金を受け取れる

この段階は、貯金していた資産を金融資産である株式に徐々に配分していくというイメージです。

それでも多くて5,000円とか10,000円くらいかと思いますが、まずは不労所得をえることができます。

ステップ②:上昇している人気株へ投資してキャピタルゲインを得る

ステップ②:上昇している人気株へ投資してキャピタルゲインを得る

配当金(インカムゲイン)をもらいつつ株式を増やしていきますが、株の値上がり利益(キャピタルゲイン)も狙えるなら売却します。そうすれば、積み立てているよりも高い利率で手元にキャッシュが手に入ります。

このお金を、割安となっている株に再配分して投資していきます。もともと持っている株式に配分してもよいですし、配当はでなくても人気の株へ投資するというのもアリです。

例えば、オリエンタルランド、任天堂など変動がありながらも基本的に上がっている株が割安であれば買います。そして利益が確定できたらすぐに売ります。

100株の売却で数万円〜十数万円という売却利益がでます。

また、株主優待特典がある企業であれば、株主優待を受けることもできます。

イオンの場合はオーナーズカード(株主優待カード)が使えます。普段のイオンの買い物が3割引になったり、イオンネットスーパーやイオンシネマでも優待を受けることができてお得です。

株を全部売却してしまうと失効してしまいますので、このような株は最低数の100株分は残しておくというのもアリです。

イオンの株主優待カード
イオンの株主優待カード

また、オリエンタルランドはディズニーランド/ディズニーシーのパスポートチケットが手に入ります。配当として見たときの還元率は決して高いものではありませんが、ディズニーランド/ディズニーシーによく遊びに行く我が家としては嬉しい特典です。

ディズニー株主優待パスポート
ディズニー株主優待パスポート

ステップ③:余剰資金を米国株式などに長期投資していく

ステップ③:余剰資金を米国株式などに長期投資していく

①②を繰り返しながら、余剰資金を作っていきます。

この余剰になった資金でいよいよ外国株などに長期投資していきます。

余剰資金の運用で生まれた余剰資金なので、多少変動があっても構わず投資し続けることができますし、そのまま投資するより大きな金額を充てることにもなります。

大まかな流れはこんな感じで、だんだんと大きなダムに水を貯めていくようなイメージです。

資産運用に必要な準備とは

これまで資産運用の概要を述べてきましたが、資産運用を始めるにあたって必要な準備についてです。

投資金額の目安は100万円

日本の株式を購入するには、最低単位が100株になります。日経平均株価はだいたい23,000円(2020年9月時点)なので230万円必要ということになります。

ただ、大手のものでも1,000円〜5,000円あたりのものも多いです。

2、3銘柄保有しても少し余剰資金をもつこともできるるとなると100万円くらいは必要になるかと思います。

100万円なんて大金無い!言う方は、まずは100万円余剰資金を作れるようにする方がよいでしょう。

それ以下の資金で運用しても、リスク分散がしにくく、運用効果も小さいのでなかなか増えていく実感が得にくいです。

まずは家計の節約をして資産形成するのが先決です。

投資に関する勉強

これから資産運用を始める理由を、『将来目減りしていく資産を守るため』と紹介しましたが、これはあくまで誰もが資産運用を始めるための『きっかけ』を説明したものです。

実際に資産運用する上では昔も今も、お金に働かせて資産を築いていくとうことに変わりはありません。

日本ではお金に対する教育は行われませんので、マインドから学ぶ必要があります。定番ですが、いくつか本を紹介しておきます。

おすすめの証券会社

株式を購入するには証券会社で株式口座をつくる必要があります。

楽天かsbi証券などの大手のネット証券が安心で手数料が安くておすすめです。

我が家は2つとも口座を持っています。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

今回は導入ということで抽象的な内容になってしまいましたが、具体的なIdecoやNISAなどの活用方法や運用実績についてはこれから徐々に紹介していきたいと思います。

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