子供が小学生になるというと「ちゃんと学校の勉強についていけるだろうか?」と心配になったりしますよね。
また、すでに小学生の親の方は「どうやったら勉強に取り組んでもらえるのか?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
かといって小学校低学年から塾に通うというのもやりすぎな気がするし、出費もばかになりませんよね。
そんな家庭では通信教育をやってみる!というのがおすすめです。
「通信教育なんてうちの子供が続けられるかしら?」「親も手間がかかって大変じゃないかな?」と思うかもしれませんが、我が家は小学1年生からZ会をはじめて4年目の今でも欠かさずに取り組む習慣ができています。
(親である自分が子供のころは進研ゼミをまったく続けられませんでしたが。。)
そこで今回は、我が家でやってみておすすめしたい「Z会小学生コース」の内容紹介から継続して取り組むためのポイントを紹介したいと思います。
筆者自身は小学生のころ進研ゼミをほとんどやらなかったタイプなのですが、「子供が続られるようになるコツ」や「Z会を継続することによる効果」は確かにあるというのが実感です。
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Z会の小学生コースとは
Z会の通信教育には次の3つのライナップがあります。
- 小学生コース(小1〜小6)
- 小学生タブレットコース
- 中学受験コース(小3〜小6)
我が家では1の「小学生コース」をやっていますので、「小学生コース」を中心に紹介してきます。
小学生コース1・2年生の内容
基本の国語と算数に加えて、理科・社会につながる「経験学習」、デジタル教材「英語」「プログラミング学習」がセットになっていて、月に1度『テキスト』と『ドリル』が送られてきます。
基本的にはこの『テキスト』を読んで『ドリル』で演習をするということの繰り返しですが、課題を提出すれば添削もしてくれます。
テキストは5つくらいの章にわかれているのでだいたい1週間で1章進めるようなペースで取り組めます。
3年生より上の子でも平日30分ずつやっていれば十分余裕があるくらいのボリューム感。
これは通信教育のメリットですが、決まった時間に取り組む必要はなく日々の予定に合わせて学習量を調整できるのが良い点です。
Z会のテキストや課題のレベル
Z会のテキストの内容は、小学校で習うより『すこし早い時期』に『すこし難しいレベル』まで載せてあります。
また、予めどの地域の小学校に通っているかを伝えることになるので、学習進度や範囲もだいたい通っている学校と合っているようです。
学校で習うより前の予習になるので、多少わからないことがあったとしても心配いりません。
Z会による2つの効果
Z会の効果として感じることは、まず学校で習うときの理解度は確実に上がります。
Z会のテキストを読んでもいまいちわからないという場合もあるかもしれません。
しかし、一度でも「自分で読んで理解しようとしたこと」「自分では理解ができなかったこと」を経験した上で学校の授業に望めば、それは結果がちがってくるというのは納得いただけると思います。
もう一つの効果は、読解力が身につくことです。
というのも、さんすうであっても「テキストを読んで」新しい知識を学ぶ必要があります。
我が家の息子はどちらかといえば、国語より算数の方が得意で文章は苦手でしたが、テキストを読んで理解するということを繰り返すうちにだいぶ読解力が向上したなぁと実感します。
通信教育のメリット・デメリット
メリットは先ほど紹介した効果(学校の勉強の理解度が上がる / 読解力が身につく)の他に、子供が家で勉強する習慣が身に付くということです。また塾と比較すると安価で時間の制約もないことですね。
ただし、送られてくるテキストを子供に与えれば勝手に学習してくれるなんてことはありません。
親の負担もあるというところを認識しておく必要があり、これがデメリットともいえます。
特に小学校低学年のうちは絶対に親が見てあげる必要があると思います。今の時代、小学生の宿題は親が見てあげることになってますので、そのついでだと思いましょう。
Z会を続けるコツ
ではどのように取り組めばよいかというコツを紹介していきたいと思います。
「親が見てあげる必要がある」というと、せっかくはじめてみても続けられるかな?と心配になると思いますが、それほど大変なことではありませんよ。
我が家の手順
子供にとって「全く新しいこと」を文章で理解するというのは正直難しいです。
これを、あれこれと親が説明していては子供もやる気がなくなってきますし親も大変。。
テキストのボリュームは1日あたり10分程度とそれほど多くはないので、なるべく毎日コツコツと「繰り返して読む」というのがポイントです。
我が家の手順としては、はじめは意味がわからないかもしれませんが、まず読ませてみる。
その日は『なんだかよくわからなかった』という感じで終わりますが、次の日もう一回読ませてみると『なんか少しわかったかも?』というところが出てきます。
そうしたら『どんなことが書いてあったの?』『よくわかったね!?すごいねぇ!』と褒めてあげます。そして難しいところがあったり、わからないことがあったら助言しつつも、また読ませるw
そしてテキストの内容がだいたい理解できたなと思ったらドリルをやってもらう。これを1週間単位で繰り返していきます。
子供がZ会を続けるモチベーション
今回の記事を執筆するにあたり、今もZ会を続けている息子に『Z会のどんなところが楽しい?』と聞いてみると
『 いや、別に面白くはないけど…。』
との回答。あれ?そうなんだ。。と思いました。でも当初始めたときは楽しそうにやっていたので、『いつまでは面白かったの?』と聞くと
『 1、2年生のころは楽しかったけどね! 』
とのこと。
なるほど確かに。幼稚園から小学生に上がる頃というのは成長した感があったり、Z会の内容にもワクワクした感じがあったようですが、今となっては面白くもなんともないようです。
Z会に限らないと思いますが、導入部分は結構興味が湧くような内容が多いのです。
ですが、小学3、4年生以上になれば、そういった興味を惹くような内容はなくなっていくものです。特にZ会は余計な付録っぽいものはなくて結構簡素。
ということで、
継続するコツは『小学1、2年生のなるべく早い段階から始めて、当たり前の習慣にしてしまう』ということです!
小学校高学年に入り、勉強好きじゃないし苦手だな。。と思っている子にZ会を始めさせても全くやる気でないですよね。なるべくそうなる前に、ある程度子供も宿題をやる気があるうちに開始しておくのがよいのではないでしょうか。
Z会のはじめかた
小学校に上がる前後のワクワクしている頃に始めるのが一番です。
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届いた資料を子供と見ながら『なんだか面白そうだね!やってみる?』と聞いてみましょう。
息子も今は当たり前に淡々とやってますが、この頃はほんとに楽しそうにやっていましたよ。
この1、2年生もしくは幼稚園の頃に『家でZ会をやること』を当たりまえの習慣にしてしまいましょう!