【一戸建て vs 分譲マンション】実際に住んでわかった注意点3選

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どんな住居に住むかというのは、ライフスタイルのベースでもありとっても大事ですよね。

我が家は「一戸建て」「賃貸マンション」「分譲マンション」へと移り住んできました。

最終的に分譲マンションを購入したわけですが、

実際に住んでみないとわからない注意点がある

と実感しました。

そこでこの記事では、一戸建て生活で感じた3つの注意点について紹介したいと思います。

その注意点とは以下の通り。

  1. 夢のマイホームに抱いていた生活と実際の生活は異なる
  2. 家屋に対して電気系システムのライフサイクルは短い
  3. 近隣の世帯も同時に高齢化していく

地方では未だに「マイホーム」とは一戸建てという人が多い印象がありますが、これらを踏まえると、個人的にはマンションの方が分があるかなと思い至ったわけです。

記事の後半では、分譲マンションと賃貸マンションについて、分譲マンション購入後5年経過した現時点で改めて比較検討しています。

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目次

一戸建住宅に住んでみてわかった3つの注意点とは?

【一戸建て vs マンション】実際に住んでわかった注意点3選

我が家は、息子がまだ乳幼児のころに一戸建の生活を経験する機会がありました。

物件としては築10年も満たないものでしたが、住宅を購入して10年くらい経った時のことを疑似体験できたこと後々の住宅購入に対する考え方を大きく変えました。

そこでわかったことは一戸建てに限らず実際にマイホームを所有する上で重要なポイントになったと感じています。

  1. 夢のマイホームに抱いていた生活と実際の生活は異なる
  2. 家屋に対して電気系システムのライフサイクルは短い
  3. 近隣の世帯も同時に高齢化していく

❶ 夢のマイホームに抱いていた生活と実際の生活は異なる

マイホームを購入する段階では、『こんなものがあったら素敵だよなぁ』と思っていたに違いないのですが、その後数年たってみると次第に使わなくなってしまうことが結構あります。

10年、20年と生活する住居で、頻度が少なかったり、いっときしか使わない可能性のあるものは、後々の負担になってしまう可能性があります。

『実際にはほとんど使わないもの』の例:バルコニーや特に用途がない庭など

当初はバルコニーでお茶したり、庭でBBQしたり、遊んだりといったことを楽しみにしていたかもしれません。

ただ、特に屋外で太陽光や雨風にさらされるものは、すぐに汚れてきたり、劣化してしまいます。

ずっとメンテナンスし続けるのはかなり手間ですし、すぐに新鮮味もなくなって次第に使われなくなってしまうというのが想像できるのではないかと思います。

実際、住まわせていただいた家やそのご近所もほとんどの家の庭はほぼ使われている形跡はありませんでした。(ガーデニングが趣味の方のおうちだけはきれいでしたが、毎日お庭で過ごしているような生活でした。)

日常的にやらないことはマイホームに盛り込まないこと

❷ 家屋に対して電気系システムのライフサイクルは短い

家屋は何十年と住むことができる構造ですが、電気機器は長くても10年かそこらで圧倒的にライフサイクルが短いです。

新築の頃は最新の設備でも、10年後には古くて手間がかかる設備になってしまいます。

新築の段階で家屋とセットで構築してしまうと、電気機器関係のものはすぐに時代遅れのものになってしまいます。

『10年後に老朽化している電化製品』の例:空調システムや照明システムなど

冷暖房設備や照明器具なんかを家屋とセットにしてしまうと、10年後にはもっと省エネで効率が良い最新の電化製品が世の中にはあるはずですが、自分の家には備え付けのものがあるから置き換えられない。なんてことになってしまいます。

他にもホームシアターのような設備も同様だと思います。

電気関係の設備はそのつど最新のものを取り入れてアップデートしていった方が、実用的かつ経済的!

❸ 近隣の世帯も同時に高齢化していく

一戸建てが立てられる土地がある地域はだいたい同じ世代の人が住んでいて人の流動性も少なくなります。そうすると、時が進むとその地域全体が高齢化していってしまいます。

そのような地域では街自体の発展も滞ってくるので、生活が便利になる新しいお店や施設などができたりすることもあまり期待できません。

また、そのような段階になるとその土地の需要自体が低下するので、売りに出しても買い手がつかない可能性があります。

マンションも入居時は若い世帯が多いわけですが、シニア世帯や独身の方など多様かつ流動しますので、一気に高齢になるリスクは少ないです。

将来的に人が集まる地域(需要がある土地)を選ぶようにする

賃貸マンション vs 分譲マンションの比較

我が家としては、一戸建てvsマンションという面ではマンションに分があるかなと感じ分譲マンションを購入。現在はマンション購入後5年が経過しています。

(ただし、お住まいの地域やそれぞれのご家庭の考え方によるので正解はありません。)

ここで、マンションといっても買うのはお金がかかる…。でも家賃を払い続けるのももったいない、という場合の比較をしてみたいと思います。

SUMOによる持ち家vs賃貸どっちが得?という記事では持ち家の活用は資産価値次第とあります。

また、退職までに住宅ローンを完済できる人は持ち家に向いているという結論になっています。

我が家のケースでは

我が家は、

  • 需要がある土地を選んでマンションを購入
  • 住宅ローンは退職までに完済予定(返済期間10年)

ということで、持ち家に向いていることになります。

すると、マンションを購入してから5年経過した現在までずっと

  • ほぼ家賃支払いと同額でローンを支払い
  • ローン完済前にいつ売却しても一切負債は残らない

という状況で推移しています。

ざっくり言ってしまえば、10年間家賃支払いをしていればマンションの資産が手に入る。その後は共益費と修繕積立費のみで生活できるので、確かに賃貸よりもかなりお得であったかと思います。

詳しくは【住宅ローンは上手に活用】我が家の頭金と返済プランを紹介を参照してみてください。

まとめ

今回は、我が家の経験をもとに一戸建て生活で感じた注意点を3つ紹介しました。

一戸建て生活で感じた3つ注意点
  1. マイホーム購入前に描いていた生活と実際の生活は異なる!
  2. 家屋に対して電気系システムのライフサイクルは短い!
  3. 近隣の世帯も同時に高齢化していく!

ここから導くことができるマイホームを購入する際のポイントは以下の通りです。

これから家を買うという方はぜひ参考にしてみてくださいね。我が家は実際にマイホームを購入する際に活用しました。

マイホーム購入時におさえておく3つのポイント
  1. 日常的にやらないことをマイホームに盛り込まない
  2. 電気関係の設備はつど最新のものを取り入れてアップデートするのが実用的かつ経済的!
  3. 将来的に人が集まる地域(需要がある土地)を選ぶ

また、そもそも住宅を買う方が良いのか?賃貸のままが良いのか?という点について、分譲マンションを購入して5年が経過した我が家のケースを紹介しました。

  • 資金がある
  • 資産価値のある住戸

の二つが揃っていれば、マイホーム購入もだいぶリスクを抑えることができるのではないでしょうか。

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