楽天のランキングでも人気の「炭八」。
気になってはいたものの購入には至っていなかったのですが、実家で使っているのを知って我が家でも使うようになりました。
そんな「炭八」についてレビューしたいと思います。
結論的にはかなり満足。
気に入ったポイントは、自然由来の「調湿機能」を要所で効果的に活用でき、手間もいらないという点。
ただし、消臭や除湿対策としてはかなり優秀なものの、あれもこれもと使用するには「コストがかさんでしまう」というのがデメリットともいえます。
用途を絞って「お試し」してみるのがおすすめです。
調湿木炭 炭八(すみはち)とは
炭八とは、炭の調湿・消臭機能でお部屋の空気を清浄にしてくれるという商品です。
そもそも「調湿」って何?というと、余計な湿気を吸い取って除湿し、空気が乾燥すると湿気を吐き出して加湿することです。
炭八の製造販売元である出雲カーボン社の公式サイトから引用すると、以下の通り。
木炭の持つ「調湿」効果を高めた炭八。湿度が高い時には湿気を溜め込み、乾燥時には溜めた水分を放出して、室内の空気を快適な湿度に保ちます。この効果は半永久的に持続し、天日干しなどのお手入れも不要です。 炭八の高い調湿機能を実現するため、島根大学産学連携センターなどの研究機関と共同で原料木材の種類や製造時の条件を研究して開発しました。湿気を吸収する孔を多く空け、炭を細かなチップ状にして空気に触れる面を増やし、通気性も向上させています。
引用:出雲カーボン社の公式サイト
調湿性能は、日本の家屋に使われていた天然木材や備長炭などにも備わっている機能で、人にとっても最適な40%〜60%に保ってくれます。
炭八の特徴は、その天然素材の性能をより高性能、高品質にしたという感じ。
整理すると次の3点になります。
- 調湿力は備長炭の約2倍以上
- 調湿力が半永久的に続く
- 2重構造の袋で非常に丈夫
調湿力は備長炭の約2倍以上
一般的な備長炭が広葉樹であるのに対し、炭八の原材料は針葉樹の木材であるとのこと。
調湿力が半永久的に続く
調湿力は本来、天然木材が持つ自然の性質です。
そして、除湿し続けて飽和してしまうものではなく、呼吸するといった性質のため、半永久的に性能を維持してくれます。
買い替えが要らないというのは非常にコスパ良いですよね。
(といっても完全にメンテナンスフリーというわけでもなく、一月に1回程度天日干しをするとより効果が得られるようです。)
2重構造の袋で非常に丈夫
中身の炭は上品(少なめ?)にかなり丁寧に包装されています。
天然の木炭だと結構置き場に困るのですが、下駄箱やタンス用、靴やバッグ用、家具の隙間などと個包装になった商品ラインナップがあり、用途に合わせて使いやすいです。
炭八のレビュー(メリット・デメリット)
我が家が使っている炭八は次の2つ。
- 室内用炭八(内容量3ℓ)
- 炭八スマート小袋(内容量0.4ℓ)
室内用の大きいサイズを靴箱のカビ対策や消臭用として玄関に。スマート小袋は車のシートに使用しています。
炭八の使用感(メリット・デメリット)
部屋には物も少なく、ニオイや湿気に悩まされることはなかったのですが、「玄関だけ」は靴の臭いと湿気が気になっていました。。
靴を収納しておくと、においがこもるし、湿気にもやられてしまう、かといって仕舞わないでおくと玄関臭が気になってくる(当人の足の方が問題なのかもしれませんが…。)
対策としては、除湿と消臭の2つが必要になるわけですが、炭八なら両方の効果を得られるというのが決め手となったポイントです。
そして、自然由来のもので、かつ交換不要なのも大きなメリット。
実際、我が家では「炭八だけ」でカビ・ニオイの対策効果が得られたのでほんとに助かってます。
室内用を部屋に置く場合はタタミ1畳のスペースにつき1袋が目安。押入では1段のスペースに1~2袋が目安、ということで、玄関のクローゼットの靴が収納してある棚にそれぞれ使用しています。
我が家の場合は玄関のみなので使用数は少なくて済みますが、お部屋にあれこれ使おうと思うと結構な数が必要になると思います。
それでも、性能と品質は確かなので、用途を絞って効果的に使うのがおすすめです。
まとめ
調湿木炭 炭八(すみはち)をレビューしました。
炭八の特徴は
- 調湿力は備長炭の約2倍以上
- 調湿力が半永久的に続く
- 2重構造の袋で非常に丈夫
実際の性能は優秀ですが、ちょっと値が張るのが気になるところではあります。
お部屋で使用するスポットを狙って、少しずつ試してみてはいかがでしょうか。