新型コロナウィルスの出現によって世界中の人々の生活が一変していっています。
幸い日本は感染拡大を抑え込めている状況にありますが、それでも誰しも多かれ少なかれ生活に変化が生じているのではないでしょうか?
世界的には未だ収束の兆しが見えておらず、日本でも第2波、第3波に備えていく必要がありますが、緊急事態宣言が解除された今、改めて日々の生活のあり方を見直すタイミングでもあるかと思います。
そこで今回は、緊急事態宣言下の外出自粛期間を振り返って、シンプルなライフスタイルを貫いている我が家にとって重要だったポイントを紹介したいと思います。
外出自粛期間中のシンプルライフの効果
自粛期間中の生活はどうだったかというと、『普段とそれほど変わりがなかった』というのが率直な感想です。
というのも、『普段から外出する必要性がない生活』をしていたので、外出自粛という状況でもストレスになることもありませんでした。
むしろ、この外出自粛期間は、家族にとって『生活リズムを整え』、『エネルギーを蓄え』、『成長する』そんな機会になりました。
ちょうどこのブログで発信していた内容とあわせて、ライフスタイルのポイントをいくつか紹介したいと思います。
生活習慣その1:日常の出来事に当事者意識を持つ
世界で猛威を振るっている新型コロナのニュースをTVやネットで見聞きする中、このウィルスとの関係を『他人事と捉える』か『自分事と捉えられるか』というのはその人のライフスタイルを決定する非常に大きなポイントだと考えています。
『自分は感染しないから大丈夫』『重篤にはならないから感染しても構わない』という意識や姿勢では人生がより良い方向へ向かっていく感じがしないですよね?
これは単に楽観的か悲観的かということではなく、『自分や家族が感染してしまったとしたら、自分自身や相手にどんな影響があるだろうか?』ということを自分たちのケースでちゃんと想定できるかどうかということです。
早い段階で自分事として認識していれば、
『自分や家族が感染しないようにするためには何ができるだろうか?』
『感染してしまったときに備えて何をしておくべきか?』
といったように、その後の行動が主体的なものに変わっていくものです。
生活習慣その2:日々の目標を立てて生活する
会社で1年の目標や計画を立てるように、家庭内でも1年間の目標を立てたり、今年の長期休暇をどのように過ごすか、といったことを家族で話し合うようにしています。
仕事のような達成目標という仰々しいものではなく、もっとゆるい感じでいいのですが、個人的な目標であっても家族内では共有しておくと良い効果があります。
1年といっても、振り返ってみればあっという間に終わってしまうものです。
その間を漫然とすごしてしまわないようお互い意識しあえるようになりますし、後になって振り返りができ、日々の充実や成長を実感できるようになります。
例えば、今回の自粛生活は、短くても1ヶ月はかかるだろうという状況だったので、この自粛期間を大きく次の4つをテーマにしました。
- 家族一緒に過ごし、夫婦関係・親子関係を深める期間
- 生活習慣を整え、免疫力を高める期間
- 趣味や読書など自分に向き合い高める期間
- 節約し資産を増やすための期間
それぞれの具体的な内容はポイント3以降で紹介することになりますので、ここでは小学生の息子の例だけ簡単に紹介します。
息子の自粛期間中のテーマは、
- 毎朝一つ図鑑で調べ物をする
- 本を読む
- ウクレレを練習する
- オセロを練習する
といった内容でした。
ウクレレやオセロは親子で楽しむことができ、親子関係を深めるのにもちょうど良いものだとと思います。
自粛期間は3ヶ月近くに及んだため、かなりの実力がついたようです。
生活習慣その3:体調管理、衛生管理を徹底する
ウィルスを取り込まないようにするのには、外出中のマスク着用や手洗いうがいは当たり前として、家の中と外をしっかり区別することが大事です。
我が家では、帰宅したら即シャワーを浴びることを習慣としています。家の外からのウィルスの侵入防止を徹底すればするほど家の中は安心してリラックスできます。
また、帰宅時のシャワー習慣ははじめは潔癖すぎるのでは?と思うかもしれませんが、花粉の季節、インフルエンザが流行る時期、夏の汗ばむ時期など日本で生活する上では結構合理的なものだと思っています。
生活習慣その4:持ち物を減らす
いわゆる『断捨離』、『ミニマリスト』ですね。シンプルライフの基本です。
外出する時の持ち物はもちろん、家の中のモノも少なくしておくことことです。そうすると、家の外と中のモノを区別しやすくなり、感染予防の洗浄や除菌の手間が省けます。
また、モノに関する手間が省けると時間やお金、労力にゆとりが生まれ、自分が本当にやりたいこと、やるべきことに注力することができるようになります。
生活習慣その5:シンプルで健康的な食生活
家族団欒の一番の時間は食事です。家庭の食事がおいしいというのは自粛生活を充実させる上でとても重要でした。
と言っても、料理にこだわりすぎると疲れてしまいますよね?
良質な食材をシンプルに食すというのが、健康的であると同時に時短にもなりますよ。
生活習慣その6:最低限で効率的な買い物
自粛期間であっても生活必需品の買い物はできるわけですが、必需品の買い物はネット宅配サービスを利用している我が家の場合は一切買い物に出歩くことはありませんでした。
これも感染リスクを抑えるだけでなく、時短にもなります。
外出自粛を機にネット宅配を利用された方は多くいらっしゃると思いますが、上手に活用すれば、出費を抑えることも可能です。
生活習慣その7:趣味を持つ
外でアクティブに活動する趣味も良いですが、普段から家で楽しんだり、鍛錬したりできる趣味を持っていると、自粛期間は全く苦になりません。
私の趣味がギターやウクレレといった楽器演奏ということもありますが、音楽を趣味として嗜むというのは、リラックスにもなりますしとても効果的です。
もし、楽器を始めてみたいという方はウクレレがオススメです!
生活習慣その8:読書をする
生活の質を向上し暮らしを豊かにするためには、思考力やスキルを磨くように自分自信に投資することが一番です。
読書は、先ほどの『家でできる趣味』の一つとしても最適ですし、なにより成長につながります。
書籍についてはまだこのブログに記載できていませんが、おすすめの書籍についてはいずれ記載していこうと思います。
生活習慣その9:自分のことは自分でできるようにしておく
レストランでこだわった料理食べたり、ホテルでおもてなし受ける、エンターテイメントショーを観るなど、プロフェッショナルなスキルを体感することは外でお金を払うべきだと思っています。
ですが、ランニングコストがかかるような普段のことはなるべく『自分』で『簡単に』済ませられるようにしておく方が、結果的には上記のことにお金や時間をまわせるようようになるのでオススメです。
散髪や習い事など、本当のプロに頼む必要がなければ、自分でやってみるのもアリではないでしょうか?
生活習慣その10:お金を貯蓄し、長期目線で運用する
しっかりと蓄えがあると心の安定を保つことができます。
また、日々の支出をおさえた生活をしていれば、自粛期間中はむしろ貯蓄を増やす時期となりました。
基本的に長期で保有している株を買い増しているだけのシンプルな投資法ですが、徐々に株価が戻ってきた現時点(6/11)で株の資産額はコロナ禍以前を上回るようになってきています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
結局、シンプルライフとは『華美な生活を求めるのではなく、無駄な出費を抑えながらも日常を豊かに暮らす術』だということを、私自身、この投稿を記載していく中で改めて感じました。
きっと、これからのwithコロナの生活にも適応できるものだと思っています!
みなさんも参考にしてもらえれば幸いです。